太平山県立自然公園山頂に近く、関東平野を一望できる絶好のビューポイント。ここから関東平野を見渡した上杉謙信があまりの広さに目を見張ったという故事から「謙信平」と呼ばれています。また、関東平野に点在する丘や林を「海に浮かぶ小島」に見立て、「陸の松島」とも呼ばれます。よく晴れた日には富士山も望めます。
大中寺は久寿年間(1154~1155年)に開創され、戦国時代には上杉謙信に厚く保護され、また江戸時代には徳川家の信仰が厚かった寺です。この寺の縁起は『今昔物語』や『雨月物語』の「青頭巾」などとして名高く、また、境内の「不断のかまど」「油坂」「根なしの藤」「馬首の井戸」「不開の雪隠」「東山一口拍子木」「枕返しの間」の七不思議伝説も有名です。
大平の「ぶどう団地」には70を超えるぶどう園があり、観光農園の規模としては北関東最大級といわれています。大平のぶどうは、大地と太陽の恵みをたっぷり受けて、甘みが豊でみずみずしいのが自慢。巨峰など、そのほかめずらしい品種が多数栽培されています。
ドイツ語で「広場」を意味する“プラッツ”おおひら。物産コーナーでは大平産のいちご、ぶどう、トマトをはじめ大平の名産品を販売。レストランでは、ニラを使ったメニューが味わえます。このほか交流サロンやボックスマーケット、ギャラリーコーナー、遮音スタジオ、多目的ルームなどの施設あります。