日本でも珍しい淡水魚の水族館。ジオラマ水槽では那珂川の源流から下流までの自然を再現し、川底に緑の木漏れ日がゆらぐ川ならではのようすを伝えています。また、迫力のチューブ型トンネル水槽ではアマゾンにすむ魚たちを紹介。このほか地場産野菜を扱う直売所や、地元産湯津上のそば粉を使った手打ちそばを提供するそば処も。
20基を超える古墳が点在する湯津上地区。上侍塚古墳は全長114mの前方後方墳で、西暦400年ごろの築造と推測されています。徳川光圀の命により日本最初の学術発掘調査が下侍塚古墳発掘と同時に行われたことでも知られ、ともに国指定史跡となっています。また、豊かな田園に映える古墳群の風景はとちぎの田園風景百選にも選ばれています。
黒羽の味覚の代表・アユ、那珂川の風物詩・やな。白いしぶきと川面を渡る風の中で味わうアユ料理は格別です。また、アユのつかみ取りや炉端焼きも楽しめます。近くには、かやぶき屋根の古民家で、暮らしの変遷の紹介や地元野菜などの販売、地粉手打ち二八そばの提供などを行っている「くらしの館(ふるさと物産センター)」もあります。
「上の宮」と呼ばれる温泉神社の社頭にあり、「朽木の柳」の別名を持つ遊行柳。地元産「芦野石」の玉垣の中に植えられ、傍らには芭蕉の「田一枚植えて立ち去る柳かな」、蕪村の「柳散清水涸石處々」の句碑、道の反対側には西行の「道の辺…」の歌碑が立っています。近くの無料休憩所「遊行庵」には食堂と地場産品の直売所も隣接しています。