平成28年度とちぎスマート土地利用型農業研修会(第3回)を開催しました

栃木県では、ICTやロボット技術などの先進技術を活用した「スマート農業」を推進しています。

今回の研修会では、水稲の総労働時間に占める割合が高い「水管理」における省力化技術について、その開発状況と展望について理解を深めるため、「平成28年度とちぎスマート土地利用型農業研修会(第3回)」を3月8日(水)に栃木県庁東館4階講堂にて開催しました。

第1部は講演会です。

基調講演は、国立研究開発法人 農研機構 農村工学研究部門 水利システムユニット長の樽屋 啓之 様に「水管理の省力化技術について ~スマートな水管理とは?~」について、御講演をいただきました。
スマートフォンを使って圃場単位の水管理ができる遠隔・自動給排水システムの開発状況や、河川から支線水路までの広域水管理について説明がありました。

 

第2部は栃木県スマート土地利用型農業研究会(スマ“とち”研究会)に参画いただいている企業による展示交流会です。
展示団体の皆様をご紹介します。

  • クボタアグリサービス株式会社
  • 株式会社 関東甲信クボタ

「クボタ直線キープ田植機(GPS制御田植機)」
業界初の直進時自動操舵をアシストする「直進キープ機能」の紹介
簡単にまっすぐな田植えが出来ます。

「密播苗移植田植機」
苗箱数が減らせる栽培技術「密播苗移植」の紹介
簡単な調整と安価な部品の装着だけで密播苗移植が出来ます。

 

  • 株式会社 ヰセキ関東

「可変施肥田植機」
施肥量を自動でコントロールして稲を倒さない栽培技術の紹介

「先端農業について」
ICTに関する紹介

 

  • ヤンマーアグリジャパン株式会社 関東甲信カンパニー

「密苗」
水稲栽培の省力化・低コスト化に向け、現行栽培技術の改良で育苗、田植作業の省力化・低コスト化に大きな貢献ができる「密苗」技術の紹介

「GPSガイダンス」
トラクターや田植え機などに装着することにより、作業の正確性を高めたり、効率的な夜間作業を行うための支援など、効率化に役立つ「GPSガイダンスシステム」の紹介

 

  • 富士通株式会社

「食・農クラウドAkisai」
生産から経営、販売まで企業的農業経営を支援する「食・農クラウドAkisai」をはじめとするサービスについて、全国の利活用事例を含む最新の情報の紹介

 

  • 有限会社ドライテック

「鉄黒コート」
黒顔料と専用消石灰を利用した、水田湛水直播栽培用種籾コーティング材の紹介

 

  • 株式会社 ドコモCS栃木支店、ベジタリア株式会社

「Paddy Watch」
水田センサーの紹介
“水田のみえる化”
水温・水位をスマートフォンから遠隔監視が可能!
水回りの労力軽減へ!

「アグリノート」
圃場管理・営農記録サービスの紹介
“記憶から記録へ”
作業記録をスマホタブレットで投入!データをクラウド化!

 

交流会では活発な意見交換が行われました。

 

第3部は新技術実証フロンティア事業の成果発表です。

※「新技術実証フロンティア事業」は今年度から新たに県で実施している事業で新たな技術の実証を通して普及拡大を図る事業です。

実証成果について3名の農業者からそれぞれ事例発表をいただきました。

  • 渡辺 正行 様には「GPS等位置情報を活用した自動操舵田植機の実証について」を御発表いただきました。直進を自動制御することで、経験が浅い雇用者でも田植が可能であり、疲労感の軽減につながるとの紹介がありました。

 

  • 阿久津 裕史 様には「低コスト基肥と流し込みによる追肥を組み合わせた実証事例」について御発表いただきました。水稲の追肥作業は重労働ですが、水田に入ること無く追肥でき、追肥の時間が大幅に短縮できるため省力化になると紹介がありました。

 

  • 大朏 孝 様には「省力化技術(大区画化、密播疎植、流し込み施肥)の効果確認」について御発表いただきました。4枚の水田を約1haの一枚の水田にすることで作業時間の短縮を図るほか、密播疎植で、育苗労力・資材費の低減化を図り、流し込み施肥と合わせてコスト低減につながったとの紹介がありました。

 

県では、引き続き情報交換の場を設定していきます。
また、栃木県スマート土地利用型農業研究会(スマ“とち”研究会)では、随時会員を募集しておりますので、下記アドレスから内容を御確認いただき、是非、御入会ください(入会無料)。

栃木県スマート土地利用型農業研究会【入会者募集】http://www.pref.tochigi.lg.jp/g05/kouzou/smarttochikenkyukai.html

ICTを活用した分娩監視で乳牛の分娩に対応しました

栃木県農業大学校では、株式会社NTTドコモCS栃木支店様からICTを活用した遠隔監視システムの提供を受け、試用しています。

この装置は、親牛の膣内に機材を挿入して体温測定を行い、分娩が近づくと牛の体温が約1℃低下する原理を利用して、電子メールにより管理者へ分娩の兆候を教えてくれる装置です。また、分娩にあわせて胎子が体外に機材を押し出すため、測定した温度が急激に低下し、分娩が始まっていることも電子メールで教えてくれます。

挿入する部分を確認します。

 

斜め下から入れ、膣の奥まで入れます。

 

上手に留置させることができました。

 

 

本校の乳用牛の「ウミ」と「メイ」がともに平成29年2月15日に分娩予定のため、その前の2月8日に機材を設置しました。その後、「メイ」は平成29年2月11日(土曜日)、「ウミ」は2月13日(月曜日)に分娩しました。2頭とも雌の子牛で、メイの子は体重が37.5kgで「サツキ」、ウミの子は体重が47.5kgで「コハル」と名付けられました。

分娩に先立ち、体温が約1℃低下し分娩の兆候を知らせる電子メールが先生に届いたことから、当番の学生に分娩が近いことを伝え、分娩に備えてタオルや搾乳準備をするように指導しました。

その後、子牛が生まれる時に膣内に入れた機材が体外へ出てくると、再度電子メールが届き、無事に分娩に対応することができました。

本校では、今後も関係機関と協力し、ICTを活用した農業の推進とその教育に力を入れていきます。

 

産まれた直後の「サツキ」

 

 

初乳を与えたところ、勢いよく飲んでいました

 

 

飲み終わった後、立ち上がっていました

 

分娩したメイに、カルシウム剤を投与しました

 

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

ICTを活用した多圃場営農管理システム研修会を開催しました

大規模土地利用型経営体は地域農業の担い手として多数のほ場を管理し、雇用労働力も活用しながら作物を生産する必要があります。
そこで芳賀農業振興事務所では、2月7日(火)、ほ場に関する各種情報を視覚的に管理し、生産管理者で情報を共有することができる「多圃場営農管理システム」に関する研修会を開催し、関係機関・団体から40名が参加しました。

講師には、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 農業技術革新工学研究センター 高度作業支援システム研究領域 高度情報化システムユニット長 吉田智一氏をお迎えして、「ICTを活用した多圃場営農管理~概要と展望」という演題で、氏が開発した「作業計画・管理支援システム(PMS)」の内容も盛り込みながらお話しいただきました。

 

「多圃場営農管理システム」では、パソコン上の地図に自分が耕作するほ場を手入力で図示し、面積、地権者、栽培作物、耕種概要、作業時間等を入力して整理することができます。情報を一括管理することで作業の進捗状況を容易に把握することができ、数年分の蓄積データを比較しながら次年度計画を作成することも可能となるので、生産工程が透明化されて経営内で迅速な情報共有が図られるとともに、情報管理に要する時間も少なくなります。

 

 

参加者は熱心に説明を聞き、入力作業に要する時間、PMSソフトの入手方法とサポート体制、導入の検討が必要な経営規模などについての質問も出ました。さらに、研修会終了後も吉田氏に質問する姿がみられ、本システムへの関心の高さがうかがえました。

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

スマート農業とちぎ現地検討会を開催しました

栃木県では、先端技術を活用した試験研究成果について広く農業者、関係団体等に周知し、様々な関係者との交流等を目的とする現地検討会を開催しました。

今回の会場は、栃木県大塚町のいちごモデル施設(TIPファーム)です。
いちごモデル施設(TIPファーム)は平成27年に国の「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業」を活用して国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)により建設された施設です。1,080m2の3連棟高軒高ハウスには、高設栽培システム、複合環境制御装置、クラウン部温度制御装置、CO2供給装置、ドライミスト、LED電照等が装備されています。

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栃木県経営技術課の櫻井忠農業革新支援専門員に「いちごの生育状況と今後の栽培管理について」というテーマで、本県産いちごの推移や栽培様式の特徴などについて、わかりやすく説明いただきました。

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栃木県農業試験場いちご研究所の大橋隆特別研究員に、「半閉鎖型管理での先進技術と研究内容の紹介」というテーマで、日中での炭酸ガス施用やヒートポンプの利活用の重要性や液化天然ガスは灯油燃焼より収量が向上するがコスト面が課題であることなどについて、丁寧に説明いただきました。

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栃木県農業士でいちごモデル施設内のスカイベリーの管理をされている谷中克巳氏に、「半閉鎖型管理での先進技術を活用したいちご栽培について」というテーマで、摘果試験の手応えや紫外線の照射(UV-B)、LEDの有用性などについて、現場での経験を踏まえて説明いただきました。

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その後、いちごモデル施設内の装置について大橋隆特別研究員に説明いただきました。

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参加者から、「生産現場はなかなか見る機会がないため、大変参考になった」、「農業者の説明がわかりやすかった」など好評でした。また、いちご栽培志向者が熱心に谷中農業士にアドバイスを受けていました。

来年度も先端技術を公表するといった現地検討会を開催して参りますので、是非ご参加ください。

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

平成28年度下都賀地区アグリマネジメントセミナー(土地利用型部門)を開催しました。

下都賀農業振興事務所では認定農業者を対象に、産業用マルチコプター(ドローン)や、GPS位置情報測位システムを活用したスマート農業への理解を深めるため、平成29年1月24日に平成28年度下都賀地区アグリマネジメントセミナー(土地利用型部門)を開催しました。

当日は天候に恵まれ、全農とちぎしもつけ広域農機センター及び各メーカー、企業の協力のもと、実演会と研修会の二部形式で実施しました。

第一部の実演会では、産業用マルチコプターのデモ飛行及び、GPSガイダンスシステム搭載トラクタでの自動操舵走行を行いました。

産業用マルチコプター 搭載液量5リットルタイプ 「産業用マルチコプター 搭載液量5リットルタイプ」

産業用マルチコプター 搭載液量10リットルタイプ 「産業用マルチコプター 搭載液量10リットルタイプ」                            耐荷重を上げるため、プロペラが8枚あります。

産業用マルチコプター 2種機のデモ飛行の様子 「産業用マルチコプター 2種機のデモ飛行の様子」

当日は生憎の強風となり、ダウンウォッシュの状況まで確認できませんでしたが、機体の大きさや飛空速度、機体の安定性等を把握することができました。

GPSガイダンス搭載トラクタの走行実演 「GPSガイダンス搭載トラクタの走行実演」

ハンドルに触れずに走行しているのが確認できます。蛇行もなく、直進性は保たれています。

その他、展示として密苗移植田植機、GPSを搭載した直進キープ機能付田植機の紹介がありました。

育苗用労力軽減のための密植田植機 「育苗労力軽減のための密苗田植機」

GPS搭載直進キープ機能付田植機「GPS搭載直進キープ機能付田植機」

第二部では栃木スカイテック株式会社営業部 福田課長より「農業用ドローンをめぐる情勢について」と題し、利用上の留意点と今後の展望について講演いただきました。

現行の制度に基づき、産業用マルチコプター(ドローン)を利用する上で必要となる認可や、資格等について情報提供いただきました。

続いて、ヤンマーアグリジャパン株式会社ソリューション推進グループ薄井主任より「ロボットトラクタがもたらす農業の可能性」と題しまして、現在開発中のロボット農機を中心に今後の農業に変革をもたらす先進技術について講演いただきました。また、ヤンマー株式会社アグリ事業本部先行開発グループ横山専任課長よりロボットトラクタを取り巻く状況について情報提供いただきました。

この研修会では約130名が参加し、先進的な農業機械に対して、農業者の関心の高さが窺えました。

下都賀農業振興事務所では管内の農業者の皆様に、引き続き情報提供の場を設定していきます。

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

【上都賀地域】ICT機器の導入・活用でトマトの高品質多収生産を目指しています!

上都賀管内の若手生産者を中心としたトマト農家が、施設内環境の測定を行うICT機器を導入し、収量品質向上に取り組んでいます。

特に冬春トマトは、収穫期間が長いため作期を通した草勢管理が難しく、天候変動時に適切な栽培管理を行わないと、病害や生理障害果が発生し収量品質が低下してしまいます。

そこで、これまでの経験と勘に基づく栽培管理に加え、ハウス内の環境データを把握し、温湿度管理の見直しや炭酸ガスの施用、時期ごとの日射量に合わせた草勢管理などを実施したことで、多湿性病害や生理障害果の発生が減少し、収量品質の向上など成果が現れつつあります。

また、週に1回、施設内環境や生育調査のデータを持ち寄ったミーティングが行われ、今後の栽培管理について活発な意見交換も行われており、生産者同士が切磋琢磨し技術の研鑽に励んでいます。

収穫段の様子(3~4段付近)

収穫段の様子(3~4段付近)

スーパーコーチ派遣事業 デニス氏から指導を受けている様子

スーパーコーチ派遣事業 デニス氏から指導を受けている様子

ICT機器の測定データを管理室で確認している様子

ICT機器の測定データを管理室で確認している様子

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

第4回安足地方稲作低コスト生産実践研修会において農業用ドローンのデモフライトを実施しました。

栃木県ではICTやロボットなど先端技術の活用による農業の生産力向上や省力化等の取組を「スマート農業とちぎ」とし、生産技術の開発と普及を推進しています。

平成28年12月20日、安足農業振興事務所では第4回安足地方稲作低コスト生産実践研修会において、農業用ドローンのデモフライトを行いました。

農業用ドローンは土地利用型農業において省力化及び効率化への期待が大きく、参加した農業者からは「是非導入したい」、「早期の普及を希望する」という意見がありました。また農業用ドローン以外にはICT技術を利用したコンバインやトラクター等の農業機械について紹介して欲しいという要望がありました。

研修会において使用した農業用ドローンに関する問合せ先

スカイテック(株) 0287-22-7125

農業用ドローンの説明

農業用ドローンの説明

デモフライトに使用した農業用ドローン

デモフライトに使用した農業用ドローン

デモフライトの様子

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※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

平成28年度とちぎスマート土地利用型農業研修会(第2回)を開催しました

栃木県では、ICTやロボット技術などの先進技術を活用した「スマート農業」を推進しています。

今回は、関心が高まっている農業用ドローンの現状と将来展望を中心に新技術への理解を深めるため、「平成28年度とちぎスマート土地利用型農業研修会(第2回)」を11月16日(水)栃木県総合教育センターにて開催しました。

第1部はドローンの実演です。

実演会には、多くの人に参加いただきました。

 

薬剤散布用機体の実演

液剤散布

 

センシング(空撮用)機体の実演

センシング

テント内のモニタでドローンからの映像を見ることができました。

事前に設定した経路を自動的に飛行するプログラムを実演いただきました。

 

第2部は基調講演です。

株式会社エンルート 代表取締役社長の伊豆 智幸 様に「農業用ドローンの現状と将来展望」について、ご講演をいただきました。
ドローンとはどのようなものか。風雨にはどれくらい耐えることができるのか。
薬剤散布の事例や、ほ場のセンシング利用、航空法と農林水産省のルールについて説明がありました。

基調講演ドローン

 

第3部は県の新技術実証フロンティア事業の事例発表です。

※「新技術実証フロンティア事業」は今年度から新たに県で実施している事業で新たな技術の実証を通して普及拡大を図る事業です。

クボタアグリサービス株式会社 田坂 雅博 様に「鉄コーティング湛水直播の実証事例」について情報提供いただきました。
湛水直播により、育苗、播種の作業の省力化が図れるとの紹介がありました。

湛水直播

 

スガノ農機株式会社 西島 成和 様に「乾田直播の実証事例」について説明いただきました。
代かきや田植の負担軽減、規模拡大、作業性の向上の一手段としての乾田直播について紹介がありました。

乾田直播

 

芳賀農業振興事務所 薄井副主幹より「プール育苗の利用事例」について説明しました。
プール育苗は従来の技術ではありますが、密播疎植と組み合わさることで、十分に省力化につながる技術であるとの紹介がありました。

プール育苗

講演、事例発表では、質問が飛び交い、関心の高さが伺えました。
県としては引き続き情報交換の場を設定していきます。
また、栃木県スマート土地利用型農業研究会(スマ“とち”研究会)では、随時会員を募集しておりますので、下記アドレスから内容を御確認いただき、是非、御入会ください(入会無料)。

栃木県スマート土地利用型農業研究会【入会者募集】http://www.pref.tochigi.lg.jp/g05/kouzou/smarttochikenkyukai.html

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

スマート農業とちぎ推進フォーラムを開催しました

栃木県では、ICTやロボット技術などの先進技術を活用した「スマート農業」について、講演等を通じ、理解を深めるとともに、様々な関係者との交流を深めることを目的に、「スマート農業とちぎ推進フォーラム」を11月7日(月)、栃木県庁研修館講堂及び402研修室にて開催いたしました。

第1部は講演会です。

東京大学名誉教授の大政謙次先生に「スマート農業の展開と方向」についてご講演いただきました。大政先生はすでに2002年には生産・流通・消費の部分にICT技術導入を提言されておられ、スマート農業は市場への対応が必要であることを指摘されました。

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農林水産省生産局技術普及課生産資材対策室課長補佐の角張徹さまに「スマート農業の実現に向けた施策について」、ご講演をいただきました。圃場内での農業の自動走行システムや遠隔監視で無人システムなどの実現やAI(人工知能)を活用したロボットの研究開発も進めていくことの説明がありました。

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フューチャアグリ株式会社代表取締役社長の蒲谷直樹さまに「農林水産業へのロボット技術導入の可能性」について情報提供いただきました。これからは農業のあたりまえを疑ったほうがいい。また、マーケティングや品質工学の視点も入れていく必要があることを示唆されました。

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第2部は交流会です。
展示団体の皆様をご紹介します。

・ベジタリア株式会社
水稲向け水管理支援システム「Paddy Watch」の展示
(水田センサー:スマホによる水位モニタリングにより、水管理の労力を削減。電池駆動で電源工事不要。簡単に設置可能。)
営農管理アプリケーション「アグリノート」の展示
(Google Mapをベースとして農作業の記録をスマホ、タブレットで作成。地図上で農作業の見える化を実現し、スタッフ間の情報共有も簡単に。)

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・(株)ドコモCS
Field Server、モバイル牛温恵の展示
(労力の削減、品質の向上、作業の見える化が実現できる。ICT農業の第1歩のために活用)

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・(有)ドライテック
水稲湛水直播栽培の新技術「鉄黒コート」
(コーティング後の発熱が無く、種籾の死滅は皆無です。途中散水も必要無く、鳩胸・催芽籾でもコーティングが可能で、播種後発芽までの期間短縮も可能です。安心・安全簡単です。)

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・日立マクセル(株)
水稲の育成支援サービス「ライススキャン」
(「ライススキャン」は画像処理とICT技術を使って葉色を測定、生育状態の見える化で生育診断、肥培指導業務をサポートするシステムです)
リチウムイオン電池 標準電池パック及び充電器
(高性能、安全、信頼のおけるリチウムイオン電池パックと充電器をサポートします。イニシャル費用なし、小ロット対応可能な標準電池パックです。ドローン、小型機器、ロボット用。)

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・ヤンマーアグリジャパン(株)
水稲栽培における「密苗」技術の紹介
(「密苗」により育苗、移植の省力化、低コストを実現する)
営農の支援に向けた「スマートアシストリモート」技術の紹介
(農業機械の稼働状況や作業情報等の管理を行い、効率的な営農活動を支援する)

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・ソフトバンク・テクノロジー
農業経営の見える化ツールの展示
(地域と生産者の両者を巻き込んでデータ収集・分析に取り組むことで、相合依存のある「地域の経営課題」と「生産者の経営課題」を同時に改善していくためのクラウド・ソリューションの展示)

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・キーウェアソリューションズ株式会社
設置性に優れた環境センサー
(設置性に優れた環境センサーをご提供しております。センサーで取得したデータ はお手元のwebブラウザで閲覧して頂けます。無線通信により配線工事が不要です。ソーラーパネルを使用する事により、設置させて頂く農家様から電源を頂く事は御座いません。安価なセンサーを使用し低コストで導入頂けます。)

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株式会社A・R・P
土壌水分センサーWD5シリーズ製品について
(WD-3比で重量・体積1/3の小型化を実現、SDI-12(USB)I/F採用、3軸加速度センサー内蔵で設置姿勢が読める、新型水分センサー)

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・富士通株式会社
ICTによるスマート農業の実現
(露地栽培、施設栽培、畜産をカバーし、生産から経営、販売まで企業的農業経営を支援する「食・農クラウドAkisai」をはじめとする弊社サービスについて全国の利活用事例を含む最新の情報をご紹介します)

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・PSソリューションズ(株)
植物栽培にデータを活用するe-kakashiの展示
(植物栽培に関する経験・勘といった知的財産を「電子栽培ナビゲーション」で見える化する農業IoTサービス)

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・株式会社クボタ
クボタが考える未来型農業ソリューションのご紹介
(クボタが考える未来型農業ソリューションをパネルとビデオ映像でご紹介いたします。
スマート農業全体の考え方と個別の要素技術開発(アシストスーツ含む)の取組を紹介させていただきます。)

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・夢ある農業総合研究所 井関農機(株)
スマート田植機~土壌センサー搭載型可変施肥田植機~の紹介
(田植機に搭載した土壌センサが、作土深と土の肥沃度を田植え時に検知し、リアルタイムで施肥量を減肥制御。一枚の圃場のイネの生育を均一にし倒伏のリスクを低減します。基盤整備圃場や転作水田、増える請負圃場に対応したICT搭載スマート田植機をご紹介します。)

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株式会社ニレコ
青果物外部品質センサおよび自動選別ロボットシステムのPR
(農産物の大きさ、色合い、傷害、形状を計測する検査装置と検査した結果からロボットにより自動選別することで効率化・省力化へ取り組んでおります。)

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・SMFLレンタル
パワーアシストスーツ(AWN-03B)の展示
(体幹の動きをセンサーが感知し、モーターが動作をアシストすることで腰の負担感を大幅に軽減します。)

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・農文協
最新農業技術(農家事例掲載)の本とルーラル電子図書館の展示・利用案内
(ルーラル電子図書館で基礎研究から最新情報まで収録した「農業技術大系」などから記事が探せます。例えば「環境制御技術」や病虫害対策・天敵活用防除法など。会場でお試しください。)

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・農業試験場
農業試験場果樹研究室及びいちご研究所の研究テーマのパネル展示
(予測技術を駆使したICT活用による果樹栽培支援システムの構築
次世代の培養技術「果樹クローン苗」を活用した樹体コンパクトデザイン
次世代型いちご生産技術の確立~超多収生産や周年生産を実現するための環境制御技術の開発~)

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・畜産酪農研究センター
畜産酪農研究センターの研究テーマのパネル展示
(ICTを活用した繁殖牛の管理(発情発見システム)
次世代閉鎖型乳牛舎における臭気抑制技術の開発)

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交流会では活発な意見交換が行われました。
県としてはひきつづき情報交換の場を設定していきます。

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※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

積雪に注意しましょう

とちぎ農業防災メール 第113号 平成28年11月22日発行

タイトル:第113号 積雪に注意しましょう

宇都宮地方気象台によると、栃木県では、24日は雪や雨となり、山地では積雪となり、平地でも積雪となるおそれがあります(雪に関する栃木県気象情報 第1号 平成28年11月22日17時01分 発表)。
このため、次の事前対策を十分に行って被害防止に努めてください。

1 ハウスの点検・補修
(1) ハウス各部を点検し、補修等を行う。
(2) ブレースや筋交い等の緩みを点検し、必要に応じて増締めする。
(3) 補強用の支柱やワイヤー、予備のフィルムやマイカー線等を準備しておく。
(4) 連棟ハウスではスプリングの2重留やフィルムの捨て張りなど、連棟ハウスの谷からの浸水防止対策を実施する。
2 ハウスの補強
(1) 中柱、つっかえ棒、ワイヤー、方杖、根がらみ等で補強する。
3 融雪準備
(1) 暖房機の給油残量と正常作動を確認する。
(2) 停電に備えて発電機を準備し、動作確認を行う。
(3) ハウス周囲に排水路を掘るなど融雪水の排水対策を行う。
4 積雪防止
(1) 暖房機を稼働し、被覆材表面への積雪を防ぐ。
(2) 谷樋(特に雨樋の落とし口部)や排水路のゴミや残雪を除去する。
(3) 被覆材表面にある雪の滑落を妨げる突出物を除去する。
(4) 雪の滑落を妨げるネット等をはずす。
(5) 外張りフィルムのたるみをなくし、破損箇所を修繕する。
(6) 作物を栽培していないハウスの被覆資材を除去する。

積雪時の農作業は足もとが滑るので注意が必要です。また、車両のスリップ事故にも十分注意して下さい。

○ 農業用ハウスの雪害対策チラシ
http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/kisyousaigai/documents/141217nougyouyouhausunosetugaitaisaku.pdf

○ 雪に関する栃木県気象情報 第1号(気象庁ホームページ)
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/316_02_615_20161122080125.html

(お知らせ)
○農作物には登録農薬を使用し、使用基準を必ず遵守しましょう!
県HP:http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/work/nougyou/keiei-gijyutsu/1193102667149.html

○園芸施設共済の補償が拡充されましたので、必ず加入しましょう!
農林水産省HP:http://www.maff.go.jp/j/keiei/hoken/saigai_hosyo/index.html

○「農業防災メール」にもぜひご登録ください。
登録方法:http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/houdou/documents/bousaimail_annai.pdf

「栃木県防災メール」(栃木県危機管理センター運営)は、各種気象警報・注意報 等を配信します。「とちぎ農業防災メール」と併せてぜひご登録下さい。
http://www.pref.tochigi.lg.jp/c02/m/syou/mail01.html

 

お問い合わせ先
栃木県農政部経営技術課普及情報担当まで
TEL:028-623-2313