効率的な病害虫防除に向けた取組②

<県内における新たな病害虫の発生>

 病害虫の発生は栽培作物・作型の変遷や気象条件等により、常に変化しています。
 これまで問題とならなかった病害虫についても、様々な要因の変化により、その発生が顕在化することがあります。

 また、国際化に伴う物流の多様化も病害虫の発生には重要なポイントとなってきます。
 日頃からほ場を良く観察し、病害虫の発生状況に注視することが重要です。

  近年、以下のような病害虫の発生が県内で確認されていますので、注意願います。
 なお、見慣れない病害虫を発見した際は、農業振興事務所または農業環境指導センターまでお知らせください。

◇りんどうTSWV(トマト黄化えそウイルスによる病害)

 アザミウマ類(主にミカンキイロアザミウマ)が媒介するウイルス病です。
 本県での本ウイルスの発生はリンドウ以外にもトマトやキクで確認されています。

 

◇タバコノミハムシ

 なすの減農薬栽培等、薬剤散布回数の少ないほ場で発生が確認されています。

 

◇クロメンガタスズメ  

 なすトマトの減農薬栽培等、薬剤散布回数の少ないほ場で発生が確認されています。

 

◇チャトゲコナジラミ

 での発生が確認されています。
 茶のほかにサザンカやサカキ等へも寄生するため注意が必要です。

 

◇ヒメボクトウ

 なしでの発生が確認されています。
 他県では、りんごに対する加害も報告されているため注意が必要です。

 

◇ピシウム根腐病

 高温性のPythium属菌(Pythium helicoides)で、夏季の高温によって主に根腐症状を引き起こします。
 県内では、いちご、バラやキクで発生しています。

 

※農業環境指導センターHPでは、病害虫の発生予報、各種病害虫の薬剤感受性検定結果、病害虫天敵図鑑等、各種病害虫情報を随時公開しています。
定期的にチェックし、適切な病害虫防除にお役立てください。
ホ-ムページ http://www.jppn.ne.jp/tochigi/
 【問い合わせ先】
農業環境指導センター
電話028-626-3086
メールnougyou-ksc@pref.tochigi.lg.jp