3年連続特Aの「なすひかり」リスタートに向けて!

なすひかり1         なすひかり2

  • 3年連続「特A」獲得の快挙
     「なすひかり」は、(一財)日本穀物検定協会が実施している平成24年産「米の食味ランキング」において、最上級の評価である「特A」に3年連続で認定され、また、海外にも輸出されるなど、本県オリジナルの良食味米として多くの関係者から大きな期待を寄せられている品種です。
     関東地域では唯一の「特A」獲得品種であり、「特A」品種29銘柄の中でも食味評価が上位に位置づけられたこともあって、消費者や実需者の関心も高まっています。
     これは、生産者や関係団体、流通関係者、行政などが一体となって「なすひかり」の特徴を理解し、大切に育て上げてきた成果です。

 

  • 25年産は減産
     平成24年産は県中北部を中心に約3,400haの作付けがありましたが、種子に異品種が混入したため本年産は備蓄種子による一部の作付けを除いて、「コシヒカリ」や「あさひの夢」への代替作付をお願いしています。
     現在、26年産の作付回復に向け、再発防止のための工程管理・栽培管理の徹底、審査・検査の強化など、優良種子の生産・確保に関係者一同全力で取り組んでいますので、ご理解をお願いします。

 

  • 26年はリスタートの年
     「なすひかり」はコシヒカリに比べて倒伏に強く、多収性です。また、やや大粒で品質が良く、良食味品種です。多収性であることから、生産者の粗収益は、コシヒカリと同等もしくはそれ以上が期待できます。 
      なすひかりとコシヒカリの粗収益の比較
     
     また、成熟期がコシヒカリより4日程度早く、組み合わせにより作期分散が可能となり、 規模拡大を目指す生産者におすすめの品種です。なお、適地は県全域ですが、県南地域においては年々縞葉枯病が拡大していますので、感染を広げないためにも主産地である県中北部を中心に作付けいただきたい品種です。 ここ数年、夏季の高温障害などが原因で、全国的に一等米比率の低下が問題となっており、本県も例外ではありませんでしたが、このような状況下でも「特A」を3年連続で獲得した「なすひかり」は、栃木米の味の良さ、品質の良さをアピールするイメージリーダーとして、産地を牽引する役目を担っています。
     県としても、26年を「なすひかりリスタートの年」を位置づけ、「なすひかり」の作付け回復を図るとともに、消費者や実需者に再度購入していただけるよう「なすひかり」ブランド復活に向けて積極的にPRに取り組んで参ります。

 すでに、各JA等で次年産の種子の予約が始まっています。是非、「なすひかり」の作付け再開、新規作付けをお願いします!

(参 考)
【米の食味ランキングとは】
 (一財)日本穀物検定協会が、昭和46年から全国の産地品種について毎年食味試験を実施し、その結果を「米の食味ランキング」として公表。
 24年産は、128の産地品種(主な品種:コシヒカリ46点、ヒノヒカリ16点、ひとめぼれ12点)が供試され、その中で「なすひかり」は熊本県産「森のくまさん」に次いで高評価を得た。

【(一財)日本穀物検定協会とは】
 主に穀物の検査検定業務(農産物検査、米の食味試験、米の品種鑑定、かび毒・微生物分析等を行う第三者検定機関で、昭和30年設立。
 (1)食味試験
    日本穀物検定協会の専門職員20名が白飯を試食し、「外観・香り・味・粘り・硬   さ・総合評価」の6項目について、基準米(複数産地のコシヒカリのブレンド米)   と比較評価してランク付けする。
 (2)ランク区分(5段階)
    基準米と比べて、
     ・特に良好:「特A」
          ・良  好:「A」
          ・概ね同等:「A’」
          ・やや劣る:「B」
          ・劣  る:「B’」

【問い合わせ先】
  栃木県農政部生産振興課農産振興班
  電話:028-623-2326
    FAX:028-623-2335

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