水稲の麦跡普通植栽培において移植が遅れる場合の対策について

平成26年6月16日

経営技術課

1 育苗管理

 育苗日数の延長による、苗の徒長、老化を防止するため、次の対策を行う。

(1) 苗箱への灌水は極力控えるとともに、できるだけ通気をよくする。

(2) 葉色が黄化し老化が始まったら、窒素成分で箱当たり0.5~1.0gを追肥する。

(3) 育苗期間が長引くと、苗いもちが発生しやすいので注意する。

(4) 苗が多少伸びても、がっちりした苗質(移植・湛水後、水面に苗が垂れない)で、移植作業に支障がないと思われる場合は、剪葉は行わない。

(5) 苗が軟弱徒長し、移植作業に支障がある場合(草丈が23㎝を超え、ブリッジ状に移植される)は、草丈が15~18㎝程度になるよう剪葉する。なお、剪葉後、活着促進のため窒素成分で箱当たり0.5~1.0gの追肥を行う。

 

2 移 植

(1) ほ場の準備が整い次第、可能な限り早く移植する。なお、中苗を移植しても、晩

(2) 限を過ぎると収量・品質が低下するので注意する。

   中苗の移植晩限:北部では6月第4半旬

              中部では6月第5半旬

              南部では6月第6半旬

(2) 穂数を確保するため、栽植密度は㎡当たり22~24株のやや密植とし、1株植え付け本数は早植栽培よりやや少な目の3~4本植とする。なお、深植にならないよう注意する。

(3) 麦稈等の有機物すき込みによる土壌還元障害を回避する水管理を行う。

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