意欲ある農業者販路開拓支援事業(マルシェ栃木推進事業)のご紹介~平成26年度登録者募集のお知らせ~

   今回は、皆さんが手塩にかけて育て上げた生産物や、その加工品の販路開拓を支援する事業のご紹介です。

〇  意欲ある農業者販路開拓支援事業(マルシェ栃木推進事業)について

  この事業は、こだわりを持って高品質な農畜産物を生産し、加えて自ら流通や販売まで取り組もうとする「意欲ある農業者」の皆さんを対象とした事業です。

   主に都内で開設する「マルシェ栃木」での消費者への対面販売や、同じく都内を中心に開催する「食材提案会」でのレストランシェフやバイヤーに対する商品紹介を実施し、消費者やバイヤー等のニーズに対応した商品づくりや販路開拓を支援します。

写真1  

写真1「マルシェ栃木」

 

 

 

 

写真2   

写真2「食材提案会」 

 

〇平成26年度の取り組み

  今年度は、3つのチャレンジプログラム(①一般消費者向け、②業務用向け、③商品開発)を設け、各プログラム内のそれぞれの取組にテーマを設定しています。

    このため、参加者の皆さんがお持ちの課題にマッチした取組を的確に選択することができ、強い目的意識を持って参加いただくことで、より高い効果を期待できる取組内容となっています。

  また、今年度の新しい取組として、県内のサービスエリアへ向けた食材提案会を予定しています。

 近年、地域産品購入の場として注目されているサービスエリアに食材、商品の提案を行うことで、都内だけではなく、県内での取引増加にもチャレンジします。

 各取組の開催内容は、下記を参考になさってください。

 

             図1 平成26年度の取組内容 図1

 

〇目標達成に向け、アドバイザーを派遣します

  上記の各取組に参加いただくに当たっては、アドバイザー制度をご活用ください。

皆さんのほ場や工場に専門的知識を持ったアドバイザーがお伺いし、課題の克服、あるいは目標達成のための相談をお受けします。

 経営発展、販路開拓へ向けた、貴重なアドバイスを得ることができると思います。

 

〇 平成26年度の登録者を募集しています!

 ぜひ、「意欲ある農業者販路開拓支援事業」に参加・登録いただき、「需要に適応した商品づくり」や「販路開拓」につなげてみませんか。

 
  「いい商品はある。でも販路が見つからない。」
  「商品の価値に応じた、適正な価格で取引したい。」
  「消費者ニーズに対応した商品を開発してみたい。」
 

 こんな思いをお持ちの生産者の方は、下記までご連絡・ご相談ください。

 

   【問い合わせ先】
    栃木県農政部経済流通課マーケティング対策班
     電話:028-623-2299
     Eメール:keizai-ryutu@pref.tochigi.lg.jp

   または、最寄りの農業振興事務所までお問い合わせください。

 

 

 

平成26年8月10日の突風に伴う農作物技術対策

                             平成26年8月11日
                             栃木県農政部経営技術課

  1  いちご
  (1) 破損したパイプハウス等は、速やかに修繕する。破損が甚だしい場合は、作業の安全性を確保しながら撤去する。
  (2) 倒壊したハウス内に苗がある場合は、被害を受けていないハウスに速やかに移動させる。

 2 にら
  (1) ハウス内に作物がある場合には、ビニルを速やかに撤去する。
    (2) 破損したパイプハウス等は、速やかに修繕する。破損が甚だしい場合は、作業の安全性を確保しながら撤去する。
    (3) 病害虫の発生が懸念されるため、防除を徹底する。
    (4) 茎葉の損傷が著しい場合は、捨て刈りし再生させる。

  3 夏秋なす
   (1) 病害虫の発生が懸念されるため、防除を徹底する。
   (2) 傷果が多く発生することが予想されるので、選果選別を徹底する。
   (3) 枝等が折損した場合は、正常部位まで切り戻す。通常の整枝せん定も強めに行う。
   (4) 樹勢維持のため窒素、加里分を追肥する。
   
  4 花木類(さつき)
   (1) 病害虫の発生が懸念されるため、防除を徹底する。
   (2) 施設の破損で栽培が継続出来ないときは、病害虫の発生源とならないように、速やかに作物を片付ける。

台風11号の接近に伴う農作物被害防止対策

                                                                    平成26年8月6日
                                                            栃木県農政部経営技術課

 平成26年台風第11号に関する情報第8号(平成26年8月6日6時45分 気象庁予報部発表)によると、台風11号は6日6時には日本の南を1時間におよそ15kmの速さで北へ進んでいる。24時間後の7日6時には南大東島の南西170kmの北緯24度40分、東経130度05分を中心とする半径160kmの円内に達し、非常に強い台風となる見込みである。
  今後、関東地方にも接近が予想され、その影響も懸念されることから、以下の事前対策を十分行い被害防止に努める。
              
Ⅰ  共 通
  1  大雨対策
    (1) 大雨による冠水等が心配されるほ場では、事前に排水溝を設けるなど、対策を講じておく。
    (2) ゴミや刈り払った雑草が水路を塞がないよう、事前に取り除いておく。
  2  防風網・防鳥網・多目的防災網等の点検、補修
    (1) 網が飛ばされたり破られたりしないよう固定状況を点検するとともに支柱を設置し補強する。
  (2)破損部があると強度が低下するので補修をしておく。
  3  ハウスの点検、補修
    (1) 被覆資材の破損部や固定が不十分なところがないか点検し、補修を行っておく。
    (2) ハウス強度を上回る強風が吹く可能性がある場合には、天窓やサイド換気部を全開にするとともに、天井や妻面のビニルをはずして風を抜けやすくし、施設の損壊を防ぐ。時間的に余裕がない場合には、カッターナイフ等で切りとり、風の通り道を確保する。
  4  事後対策の準備
    (1) 被害後、速やかに回復措置がとれるよう、排水対策や施設等の修復、病害防除等の準備をしておく。

Ⅱ 普通作物
  1 水稲
    (1) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。倒伏・冠水しているような ほ場は畦畔を切って早めに排水する。
    (2) 台風通過後の乾燥した強風(フェーン)による被害(登熟不良、白穂の発生、青枯れ等)を軽減するため、やや深水とする。特に、出穂直後の品種(コシヒカリなど)は注意が必要である。
 2 大豆・小豆・そば
   (1) 大雨により滞水しやすいほ場は、排水溝を設置し、排水口は低く掘り下げて排水  路につないでおく。
   (2) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。
    (3) 倒伏したそばは、無理にいじらず自然に起き上がるのを待つ。
 
Ⅲ 野 菜
  1 全般
    (1) 強風対策として、ハウスやネットの点検・補修・補強を行う。
    (2) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。
  2 いちご
    (1)強風による傷みが懸念されるので、天候回復後速やかに病害予防として、薬剤散布を行う。
    (2) 特に、炭疽病が発生しやすくなるので、排水対策を行うとともに、発生が懸念されるほ場では防除を実施する。育苗期と本ぽで使用できる農薬が異なるので注意する。
    (3) 夏秋いちごは、ハウスの被害を受けないよう点検、補修、補強を行う。同時に、湿度が高く、病害が発生しやすくなるので注意する。
  3  なす、きゅうり、トマト等
    (1) 強風による損傷や倒伏を軽減するため、茎や枝を支柱やネットによく固定しておく。

Ⅳ  果  樹
  1  なし・ぶどう等(棚仕立て果樹)
    (1) 強風による枝や果実の損傷を軽減するため、結果枝等を棚によく固定しておく。
  2  りんご・もも等(立木仕立て果樹)
    (1) 強風による枝や果実の損傷を軽減するため、側枝等太枝に支柱を設置したり、結果枝どうしを結束するなどして、固定しておく。
  3 苗木
    (1) 強風による倒伏を軽減するため、支柱によく固定しておく。

Ⅴ  花  き
  1 露地ぎく・露地りんどう等
    (1) 支柱やネットのゆるみを直し、十分に補強する。ネット上げの作業が遅れている場合は、所定の位置までネットを上げておく。

Ⅵ  特用作物
 1 こんにゃく・ゆうがお
    (1) 大雨により滞水しやすいほ場は、排水溝を設置し、排水口は低く掘り下げて排水 路につないでおく。
   (2) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。

Ⅶ  畜 産
  1  畜舎
    (1) カーテン等の固定状況を点検し、補修・補強をしておく。
    (2) 雨水の流入が心配される場合は、土のう等により対策を講じておく。
  2 飼料用とうもろこし
    (1) 畑の排水路を確保しておく。
  3 停電による搾乳不能に備えて
    (1) 発電機の準備と燃料の確認を行う。
    (2) 緊急策としてバキュームカーを真空ポンプにつないでミルカーを動かすことが可能であるので、事前に接続の確認をしておく。
    (3) 停電時に搾乳する場合は高泌乳牛から行い、漏乳している牛は後回しにする。
      また濃厚飼料の給与は控える。

 

とちぎ農業防災メール 第3号「家畜の暑熱対策に取り組みましょう」

気温が25℃を超えると全ての家畜に影響が現れます。

夏本番を迎え、生産性の低下を最小限にするため、次の対策に取り組みましょう

 

1.扇風機や換気扇のホコリを掃除するとともに、風向を調節しましょう!

2.きれいな水が十分飲めるように、水槽など給水設備を整備しましょう!

3.毛刈りで牛の前半身を冷やしましょう!

4.よしずや遮光ネットの設置を行いましょう!

 

農業災害未然防止対策(経営技術課)

http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/documents/mizenboushitaisaku.pdf

 

暑熱対策を始めよう!(芳賀農業振興事務所)

http://www.pref.tochigi.lg.jp/g53/documents/chikusan1.pdf

 

早めの暑熱対策を(下都賀農業振興事務所)

http://www.pref.tochigi.lg.jp/g54/26cow03.html

 

お問い合わせ先

栃木県農政部経営技術課普及情報担当まで

 TEL:028-623-2313

 Mail:agriinfo@pref.tochigi.lg.jp

 

○不要なメールの解除について

本メールマガジンの配信会社より、気象災害対策とは無関係のメールが配信されます。それを解除する場合、以下の作業を行ってください。

1.配信を希望しないメール本文中の、「配信中止はこちらから」というURLをクリックする。

2.メール登録・解除のページにアクセスするので、解除の欄に御自分のメールアドレスを入力し、解除ボタンをクリックすれば完了です。

 

○本メール記載のPR広告等については、栃木県とは関係ありません。

とちぎ農業防災メール第2号「水田の水管理に注意しましょう!」

  梅雨明け後、暑い日が続いています。
  今年の5月連休植えの県中南部の水稲は、現在、出穂期を迎えています。
 
  水稲は、出穂から約20日の間に厳しい暑さが続くと、米粒が白く濁ったり、割れやすくなったりします。このような場合は、かん水して田んぼの水温、地温を下げる必要があります。
 
  具体的には、足跡に水がたまっている程度まで自然落水したら、気温が下がる夕方以降に入水する「間断かん水」を繰り返しましょう。

水稲の生育状況や管理方法等の詳細はこちらから
 http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/gizyutu/seiikusinndann.html

          お問い合わせ先
      栃木県農政部経営技術課普及情報担当まで
       TEL:028-623-2313
             mail:agriinfo@pref.tochigi.lg.jp

 

 

とちぎ農業防災メール(創刊号)

とちぎ農業防災メールにご登録いただき、大変ありがとうございます。

今後とも、気象災害を未然に防止するための情報を配信していきますのでご活用願います。

 さて、今回は、これから夏本番ということで、農作業中の熱中症対策です。
 暑さに体が慣れていない梅雨明け後に熱中症事故が多発しています。熱中症の予防には「暑さを避けること」と「水分補給」が大切です。このことをよく理解し、次の事項に注意してください。

① 暑さをしのぐ服装
  ・帽子や通気性の良い衣類の着用
 
② 熱中症になりにくい作業環境
  ・ハウスや畜舎等の換気
  ・日よけの設置による日陰での作業
  ・断熱材の施工等による温度上昇の防止
 
③ 水分補給と休憩
  ・こまめな水分補給
  ・こまめな休憩
  ・気温の高い時間は作業を行わない

詳細についてはこちらから
  http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/nousagyouanzen.html

          お問い合わせ先
      栃木県農政部経営技術課普及情報担当まで
             TEL:028-623-2313
             mail:agriinfo@pref.tochigi.lg.jp

酪農経営におけるヒートストレスメーターを活用した効率的な暑熱対策について

画像

 畜産振興課

近年、地球温暖化による気温上昇が、本県酪農経営においても大きな課題となっています。

宇都宮地方気象台が公表するデータによると、年平均気温は年々上昇する傾向にあります。また、真夏日(最高気温30℃以上)の日数についても同様に増加傾向であり、年々牛の暑熱ストレスは増大しています。

shonetu

一般的に牛に対する暑熱ストレスが大きくなると、免疫力、泌乳量、乳質及び繁殖成績の低下をまねきます。

(一社)中央酪農会議の試算によると、夏季の乳量の低下や体細胞数の増加による経済的損失は、経産牛40頭規模で100~200万円にも及ぶとされています。

shonetuhyou

そこで、県では、夏季における生産性の向上を目的に、これまでの気温による対策に、湿度の影響を加味した温湿度指数(THI)を指標(ヒートストレスメーター)として、効率的な対策を実施するモデル農家を県内に設置しました。

 ※ 温湿度指数(THI)=(0.8×温度+(相対湿度/100)×(温度-14.4))+46.4

    指数 70以上で注意が必要となり、80以上で死廃等危険性があります

今後、モデル農家から得られる暑熱関連データや改善策等を分析・検証し暑熱ストレス低減策をマニュアル化することで、本県酪農の経営安定を図っていくこととしています。

なお、マニュアルについては、本ブログで情報提供していきますので、御注目ください。

ヒートストレスメーター

ヒートストレスメーター(温度と湿度からTHIを表示し、リアルタイムで牛への暑熱ストレスを確認することが出来ます)