栃木県次世代型施設園芸セミナーを開催しました!

本県の施設園芸のさらなる発展を目指して、『栃木県次世代型施設園芸セミナー』を平成30年2月16日(金)、栃木県産業技術センターにて開催しました。
農業者、農業大学校生、企業、農業団体、行政機関など多くの方に参加いただきました。

セミナーでは、農林水産省園芸作物課の川本憲一氏から「施設園芸の取組状況と今後の推進」というテーマで、国内での施設園芸の位置づけや次世代施設園芸導入加速化拠点の状況、各都道府県の取組事例などについてご講演いただきました。

また、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の岩崎泰永氏からは「トマト、イチゴ施設栽培における環境制御に対する期待」というテーマで、環境制御のポイントや最新の研究成果などについてご講演いただきました。

参加された方からは、他県での地域エネルギー活用状況や、各種環境制御を導入する上での注意点など、多くの質問が出され積極的な意見交換がなされました。

平成28年度とちぎスマート土地利用型農業研修会(第3回)を開催しました

栃木県では、ICTやロボット技術などの先進技術を活用した「スマート農業」を推進しています。

今回の研修会では、水稲の総労働時間に占める割合が高い「水管理」における省力化技術について、その開発状況と展望について理解を深めるため、「平成28年度とちぎスマート土地利用型農業研修会(第3回)」を3月8日(水)に栃木県庁東館4階講堂にて開催しました。

第1部は講演会です。

基調講演は、国立研究開発法人 農研機構 農村工学研究部門 水利システムユニット長の樽屋 啓之 様に「水管理の省力化技術について ~スマートな水管理とは?~」について、御講演をいただきました。
スマートフォンを使って圃場単位の水管理ができる遠隔・自動給排水システムの開発状況や、河川から支線水路までの広域水管理について説明がありました。

 

第2部は栃木県スマート土地利用型農業研究会(スマ“とち”研究会)に参画いただいている企業による展示交流会です。
展示団体の皆様をご紹介します。

  • クボタアグリサービス株式会社
  • 株式会社 関東甲信クボタ

「クボタ直線キープ田植機(GPS制御田植機)」
業界初の直進時自動操舵をアシストする「直進キープ機能」の紹介
簡単にまっすぐな田植えが出来ます。

「密播苗移植田植機」
苗箱数が減らせる栽培技術「密播苗移植」の紹介
簡単な調整と安価な部品の装着だけで密播苗移植が出来ます。

 

  • 株式会社 ヰセキ関東

「可変施肥田植機」
施肥量を自動でコントロールして稲を倒さない栽培技術の紹介

「先端農業について」
ICTに関する紹介

 

  • ヤンマーアグリジャパン株式会社 関東甲信カンパニー

「密苗」
水稲栽培の省力化・低コスト化に向け、現行栽培技術の改良で育苗、田植作業の省力化・低コスト化に大きな貢献ができる「密苗」技術の紹介

「GPSガイダンス」
トラクターや田植え機などに装着することにより、作業の正確性を高めたり、効率的な夜間作業を行うための支援など、効率化に役立つ「GPSガイダンスシステム」の紹介

 

  • 富士通株式会社

「食・農クラウドAkisai」
生産から経営、販売まで企業的農業経営を支援する「食・農クラウドAkisai」をはじめとするサービスについて、全国の利活用事例を含む最新の情報の紹介

 

  • 有限会社ドライテック

「鉄黒コート」
黒顔料と専用消石灰を利用した、水田湛水直播栽培用種籾コーティング材の紹介

 

  • 株式会社 ドコモCS栃木支店、ベジタリア株式会社

「Paddy Watch」
水田センサーの紹介
“水田のみえる化”
水温・水位をスマートフォンから遠隔監視が可能!
水回りの労力軽減へ!

「アグリノート」
圃場管理・営農記録サービスの紹介
“記憶から記録へ”
作業記録をスマホタブレットで投入!データをクラウド化!

 

交流会では活発な意見交換が行われました。

 

第3部は新技術実証フロンティア事業の成果発表です。

※「新技術実証フロンティア事業」は今年度から新たに県で実施している事業で新たな技術の実証を通して普及拡大を図る事業です。

実証成果について3名の農業者からそれぞれ事例発表をいただきました。

  • 渡辺 正行 様には「GPS等位置情報を活用した自動操舵田植機の実証について」を御発表いただきました。直進を自動制御することで、経験が浅い雇用者でも田植が可能であり、疲労感の軽減につながるとの紹介がありました。

 

  • 阿久津 裕史 様には「低コスト基肥と流し込みによる追肥を組み合わせた実証事例」について御発表いただきました。水稲の追肥作業は重労働ですが、水田に入ること無く追肥でき、追肥の時間が大幅に短縮できるため省力化になると紹介がありました。

 

  • 大朏 孝 様には「省力化技術(大区画化、密播疎植、流し込み施肥)の効果確認」について御発表いただきました。4枚の水田を約1haの一枚の水田にすることで作業時間の短縮を図るほか、密播疎植で、育苗労力・資材費の低減化を図り、流し込み施肥と合わせてコスト低減につながったとの紹介がありました。

 

県では、引き続き情報交換の場を設定していきます。
また、栃木県スマート土地利用型農業研究会(スマ“とち”研究会)では、随時会員を募集しておりますので、下記アドレスから内容を御確認いただき、是非、御入会ください(入会無料)。

栃木県スマート土地利用型農業研究会【入会者募集】http://www.pref.tochigi.lg.jp/g05/kouzou/smarttochikenkyukai.html

平成28年度とちぎスマート土地利用型農業研修会(第2回)を開催しました

栃木県では、ICTやロボット技術などの先進技術を活用した「スマート農業」を推進しています。

今回は、関心が高まっている農業用ドローンの現状と将来展望を中心に新技術への理解を深めるため、「平成28年度とちぎスマート土地利用型農業研修会(第2回)」を11月16日(水)栃木県総合教育センターにて開催しました。

第1部はドローンの実演です。

実演会には、多くの人に参加いただきました。

 

薬剤散布用機体の実演

液剤散布

 

センシング(空撮用)機体の実演

センシング

テント内のモニタでドローンからの映像を見ることができました。

事前に設定した経路を自動的に飛行するプログラムを実演いただきました。

 

第2部は基調講演です。

株式会社エンルート 代表取締役社長の伊豆 智幸 様に「農業用ドローンの現状と将来展望」について、ご講演をいただきました。
ドローンとはどのようなものか。風雨にはどれくらい耐えることができるのか。
薬剤散布の事例や、ほ場のセンシング利用、航空法と農林水産省のルールについて説明がありました。

基調講演ドローン

 

第3部は県の新技術実証フロンティア事業の事例発表です。

※「新技術実証フロンティア事業」は今年度から新たに県で実施している事業で新たな技術の実証を通して普及拡大を図る事業です。

クボタアグリサービス株式会社 田坂 雅博 様に「鉄コーティング湛水直播の実証事例」について情報提供いただきました。
湛水直播により、育苗、播種の作業の省力化が図れるとの紹介がありました。

湛水直播

 

スガノ農機株式会社 西島 成和 様に「乾田直播の実証事例」について説明いただきました。
代かきや田植の負担軽減、規模拡大、作業性の向上の一手段としての乾田直播について紹介がありました。

乾田直播

 

芳賀農業振興事務所 薄井副主幹より「プール育苗の利用事例」について説明しました。
プール育苗は従来の技術ではありますが、密播疎植と組み合わさることで、十分に省力化につながる技術であるとの紹介がありました。

プール育苗

講演、事例発表では、質問が飛び交い、関心の高さが伺えました。
県としては引き続き情報交換の場を設定していきます。
また、栃木県スマート土地利用型農業研究会(スマ“とち”研究会)では、随時会員を募集しておりますので、下記アドレスから内容を御確認いただき、是非、御入会ください(入会無料)。

栃木県スマート土地利用型農業研究会【入会者募集】http://www.pref.tochigi.lg.jp/g05/kouzou/smarttochikenkyukai.html

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。