壬生町で「スマート農業研修会」が開催されました

壬生町下稲葉地区では、平成29(2017)年度から県営農地整備事業(経営体育成型)に着手しました。受益面積約200ヘクタールのうち、令和元(2019)年度までに約80ヘクタールの工事が完了し、農地の大規模化・汎用化によって農作業効率の向上が図られています。

また、令和元(2019)年度には、農地整備事業では県内初となる高感度衛星利用システム(GNSS基地局)とマシンコントロールブルドーザを利用した情報化施工を約5ヘクタール実施しました。

7月2,3日に開催したスマート農業研修会は、工事で利用したGNSS基地局を活用し、基盤整備後の大区画化された農地で利用が期待されるICT農業機械の自動操舵技術の習得を目的として実施しました。
農業者、農業団体など109名と多くの方に参加いただきました。

一日目は、担い手等を対象としたGNSS基地局と自動操舵装置(トラクタ)の使用方法の実習研修を行いました。


GNSS基地局
「GNSS基地局」

トラクタ実習の様子
「自動操舵装置(トラクタ)の使用方法説明の様子」

二日目は、トラクタと田植機の自動操舵走行のデモンストレーションを行いました。


「トラクタの自動走行デモンストレーションの様子」

田植機(自動操舵)
「田植機の自動走行デモンストレーションの様子」

農業機械の自動操舵装置とGNSS基地局を利用することで

①2~3㎝の位置精度の実現
②モニターでの作業跡確認や自動位置合わせによる作業補助
③ハンドル操作自動化による運転者の疲労軽減
④不慣れな運転者でも熟練者と同じ精度での作業が可能

等の効果が期待できます。

壬生町土地改良区と壬生町では、この研修会を契機に、スマート農業の将来性を地域の農業者に理解してもらうと同時に、担い手への農地集積・集約化や農作業効率の向上、若い世代の就農を期待しています。

<お問い合わせ先>
下都賀農業振興事務所 農村整備部 整備第一課
〒328-0032 栃木市神田町5-20
TEL:0282-23-3428
FAX:0282-23-3752

下都賀地域アグリマネージメントセミナー<たまねぎ機械定植実演会>を開催しました!

水田農業の先行きが不透明な中、水田を活用し露地野菜を導入する動きが始まっています。下都賀地域においても、集落営農組織等が県単事業の「露地野菜導入スタートアップ支援事業」とJA全農とちぎの「たまねぎ機械のレンタル事業」を活用し、機械化一貫体系が確立されている加工・業務用たまねぎの実証栽培を始めています。
11月10日(金)に栃木市吹上地区の川原田農業生産集団が、11月13日(月)には小山市穂積地区の農事組合法人ファームこうつかが、全自動移植機によるたまねぎセル成型苗の定植作業を行いました。
下都賀農業振興事務所では、この省力化された技術体系を露地野菜導入に関心のある農業者や集落営農組織等の方々に理解していただくため、アグリマネージメントセミナーとして、実演会を開催しました。
1台の機械が短時間に次々とたまねぎの苗を植えていく様子に、多くの見学者が見入っていました。
来年6月には機械による収穫と調製作業の実演会を開催する予定です。

移植機に付いて熱心に定植作業に見入る参加者(栃木市)

【11/10(金)、13(月)開催】 機械化一貫体系によるたまねぎ省力生産技術の実演会のお知らせ

機械化一貫体系によるたまねぎ省力生産技術の実演会を開催します。

下都賀地域の露地野菜導入に関心がある農家や集落営農のみなさま、ぜひ御参加ください。

http://www.pref.tochigi.lg.jp/g54/h29/info01.html

①栃木会場

日時 平成29年11月10日(金)13時30分~15時00分

(雨天またはほ場条件不良の場合、11月11日(土)13時30分~15時00分)

場所 栃木市川原田町(川原田農業生産集団ほ場)

 

②小山会場

日時 平成29年11月13日(月)13時30分~15時00分

(雨天またはほ場条件不良の場合、11月14日(火)13時30分~15時00分)

場所 小山市上石塚(農事組合法人ファームこうつかほ場)

 

問い合わせ先                                                 栃木県下都賀農業振興事務所                                       経営普及部 野菜課                                            TEL 0282-24-1101                                             FAX 0282-23-6563

 

平成28年度下都賀地区アグリマネジメントセミナー(土地利用型部門)を開催しました。

下都賀農業振興事務所では認定農業者を対象に、産業用マルチコプター(ドローン)や、GPS位置情報測位システムを活用したスマート農業への理解を深めるため、平成29年1月24日に平成28年度下都賀地区アグリマネジメントセミナー(土地利用型部門)を開催しました。

当日は天候に恵まれ、全農とちぎしもつけ広域農機センター及び各メーカー、企業の協力のもと、実演会と研修会の二部形式で実施しました。

第一部の実演会では、産業用マルチコプターのデモ飛行及び、GPSガイダンスシステム搭載トラクタでの自動操舵走行を行いました。

産業用マルチコプター 搭載液量5リットルタイプ 「産業用マルチコプター 搭載液量5リットルタイプ」

産業用マルチコプター 搭載液量10リットルタイプ 「産業用マルチコプター 搭載液量10リットルタイプ」                            耐荷重を上げるため、プロペラが8枚あります。

産業用マルチコプター 2種機のデモ飛行の様子 「産業用マルチコプター 2種機のデモ飛行の様子」

当日は生憎の強風となり、ダウンウォッシュの状況まで確認できませんでしたが、機体の大きさや飛空速度、機体の安定性等を把握することができました。

GPSガイダンス搭載トラクタの走行実演 「GPSガイダンス搭載トラクタの走行実演」

ハンドルに触れずに走行しているのが確認できます。蛇行もなく、直進性は保たれています。

その他、展示として密苗移植田植機、GPSを搭載した直進キープ機能付田植機の紹介がありました。

育苗用労力軽減のための密植田植機 「育苗労力軽減のための密苗田植機」

GPS搭載直進キープ機能付田植機「GPS搭載直進キープ機能付田植機」

第二部では栃木スカイテック株式会社営業部 福田課長より「農業用ドローンをめぐる情勢について」と題し、利用上の留意点と今後の展望について講演いただきました。

現行の制度に基づき、産業用マルチコプター(ドローン)を利用する上で必要となる認可や、資格等について情報提供いただきました。

続いて、ヤンマーアグリジャパン株式会社ソリューション推進グループ薄井主任より「ロボットトラクタがもたらす農業の可能性」と題しまして、現在開発中のロボット農機を中心に今後の農業に変革をもたらす先進技術について講演いただきました。また、ヤンマー株式会社アグリ事業本部先行開発グループ横山専任課長よりロボットトラクタを取り巻く状況について情報提供いただきました。

この研修会では約130名が参加し、先進的な農業機械に対して、農業者の関心の高さが窺えました。

下都賀農業振興事務所では管内の農業者の皆様に、引き続き情報提供の場を設定していきます。

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。