スマート農業とちぎ推進フェアを開催しました!

ICTやロボット技術など先端技術を活用した「スマート農業」の普及・啓発を図るため、2月4日に県農業大学校にて、農業者などを対象に、県内外の取組状況に係る情報共有や関係者の相互交流、最新技術の情報提供などを目的とした「スマート農業とちぎ推進フェア」を開催しました。
農業者、企業、農業団体、行政機関など約240名と多くの方に参加いただきました。

◇第一部は講演会です。
基調講演では、一般社団法日本農業情報システム協会・代表理事の渡邊智之氏に「スマート農業のすすめ~農業を情報技術でかっこよく稼げて感動があるものに!~」をテーマとして、スマート農業の導入効果やメリット、データに基づく農業の実践などについて御講演いただきました。

取組事例紹介では、国立大学法人宇都宮大学・教授の尾崎功一氏から「にら出荷調整機の開発」について、株式会社日本総合研究所の今泉翔一朗氏から「小型自律多機能ロボットを用いた中山間地域におけるナスの機械化一貫体系」について御講演いただきました。
また、当日の会場である県農業大学校に整備を進めている「地下水位制御システム「FOEAS(フォアス)」」について、県農地整備課から紹介させていただきました。

◇第二部は現地研修会・交流会です。
現地研修会では、「地下水位制御システム「FOEAS(フォアス)」」の整備を進めている圃場に移動し、実際に使用されている資材などを展示しながら、システムについて、県河内農業振興事務所から説明を行いました。

交流会では、スマート農業関連企業の皆様に出展いただき、参加者とスマート農業関連技術や機器について、活発な意見交換等が行われました。出展企業は次のとおりです。(当日名簿順、敬称略)
・株式会社ヰセキ関東甲信越
・株式会社関東甲信クボタ
・クボタアグリサービス
・株式会社誠和。
・積水化学工業株式会社
・株式会社SenSprout
・栃木スカイテック株式会社
・東京計器株式会社
・日栄産業株式会社
・株式会社日本総合研究所
・一般社団法人農山漁村文化協会
・富士通株式会社
・株式会社ぶらんこ
・三菱農機販売株式会社
・株式会社山本製作所
・ヤンマーアグリジャパン株式会社
・ラピスコンダクタ株式会社

今後も、本県農業の生産性向上を目的として引き続き、スマート農業に関する研修会などによる情報発信と関係者の交流の場づくりに積極的に取り組んで参ります。

〈お問い合わせ先〉
栃木県農政部農政課農政戦略推進室
℡:028-623-2284

スマート農業とちぎ推進フォーラムを開催しました!!

栃木県では、ICTやロボット技術などの先進技術を活用した「スマート農業」の啓発・普及を図るため、県内外の取組状況に係る情報共有や関係者の相互交流などを目的に、『スマート農業とちぎ推進フォーラム』を平成29年12月20日、栃木県産業技術センターにて開催しました。
農業者、農業大学校生、農業高校生、企業、農業団体、行政機関など多くの方に参加いただきました。

フォーラム様子

 

 

 

 

 

 

◇第一部は講演会です。
基調講演では、株式会社日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリストの三輪泰史様から「スマート農業技術による魅力ある農業の将来像」について御講演いただきました。
日本の農業の直面する課題解決のためには、ICTやロボット技術を活用した「スマート農業」の推進が有効であると指摘され、具体的事例や「IoT×農業」が実現する次世代農業の姿について解説いただきました。

事例紹介では、株式会社ドコモCS栃木支店法人営業部長の浜谷宗明様からは、「農業現場におけるIoTの活用事例と今後の技術開発」について情報提供いただきました。
NTTdocomoの農業ICTについての取組全般と栃木県内での実証・導入事例等について御紹介いただきました。

加えて、「栃木県におけるスマート農業の取組状況」について、県から情報提供いたしました。

フォーラム県の取組状況

 

 

 

 

 

 

◇第二部は交流会です。
スマート農業関係企業の皆様に出展いただき、農業者を始めとした参加者とスマート農業関係技術や機器について、活発な意見交換等が行われました。
出展企業様及び県試験研究機関は次のとおりです。(当日名簿順)
・株式会社ヰセキ北関東 様
・五百部商事有限会社 様
・株式会社関東甲信クボタ 様
・積水化学工業株式会社 様
・株式会社ドコモCS 様
・パナソニックシステムソリューション株式会社 様
・株式会社ビジョンテック 様
・富士通株式会社 様
・株式会社ぶらんこ 様
・ボッシュ株式会社 様
・ヤンマーアグリジャパン株式会社 様
・株式会社ルートレック・ネットワークス 様
—————————————————————-
・栃木県農業試験場
・栃木県農業試験場いちご研究所
・栃木県畜産酪農研究センター

今後も引き続き、本県農業の生産性向上を目的として、スマート農業技術に関する研修会の開催などによる情報発信と関係者の交流の場づくりに取り組んで参ります。

平成29年度 とちぎスマート土地利用型農業研修会(第1回)開催します!

 「最先端の技術開発の状況」「県内での新技術を導入する取組」を紹介することにより、農業者が規模拡大を進め水田のフル活用を実現するため、「とちぎスマート土地利用型農業研修会(第1回)」を開催します。

 ○日時:2017年5月22日(月)14:00~16:00(受付13:30~)
 ○場所:栃木県下野市磯部地内(スーパー大区画実証ほ場)
 ○対象:農業者・農業関係団体等【定員(先着)250名】

県ホームページURL
http://www.pref.tochigi.lg.jp/g05/20170522_new_technology_workshop.html

今回の研修会では、農作業の自動化技術について、その開発状況と展望を紹介します。

 1 ロボットトラクタによる無人作業システムの概要と実演
   (北海道大学 野口伸氏)

 2 圃場水管理システムの概要と実演「スマホで簡単水管理」
   (国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 若杉晃介氏)

 3 随伴型ロボットトラクタの概要と実演
   (ヤンマー株式会社アグリ事業本部 横山和寿氏)

最新型のトラクタが大集合!トラクタの無人運転やスマホで水管理ができる?!

トラクター

 

積雪に注意しましょう

とちぎ農業防災メール 第113号 平成28年11月22日発行

タイトル:第113号 積雪に注意しましょう

宇都宮地方気象台によると、栃木県では、24日は雪や雨となり、山地では積雪となり、平地でも積雪となるおそれがあります(雪に関する栃木県気象情報 第1号 平成28年11月22日17時01分 発表)。
このため、次の事前対策を十分に行って被害防止に努めてください。

1 ハウスの点検・補修
(1) ハウス各部を点検し、補修等を行う。
(2) ブレースや筋交い等の緩みを点検し、必要に応じて増締めする。
(3) 補強用の支柱やワイヤー、予備のフィルムやマイカー線等を準備しておく。
(4) 連棟ハウスではスプリングの2重留やフィルムの捨て張りなど、連棟ハウスの谷からの浸水防止対策を実施する。
2 ハウスの補強
(1) 中柱、つっかえ棒、ワイヤー、方杖、根がらみ等で補強する。
3 融雪準備
(1) 暖房機の給油残量と正常作動を確認する。
(2) 停電に備えて発電機を準備し、動作確認を行う。
(3) ハウス周囲に排水路を掘るなど融雪水の排水対策を行う。
4 積雪防止
(1) 暖房機を稼働し、被覆材表面への積雪を防ぐ。
(2) 谷樋(特に雨樋の落とし口部)や排水路のゴミや残雪を除去する。
(3) 被覆材表面にある雪の滑落を妨げる突出物を除去する。
(4) 雪の滑落を妨げるネット等をはずす。
(5) 外張りフィルムのたるみをなくし、破損箇所を修繕する。
(6) 作物を栽培していないハウスの被覆資材を除去する。

積雪時の農作業は足もとが滑るので注意が必要です。また、車両のスリップ事故にも十分注意して下さい。

○ 農業用ハウスの雪害対策チラシ
http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/kisyousaigai/documents/141217nougyouyouhausunosetugaitaisaku.pdf

○ 雪に関する栃木県気象情報 第1号(気象庁ホームページ)
http://www.jma.go.jp/jp/kishojoho/316_02_615_20161122080125.html

(お知らせ)
○農作物には登録農薬を使用し、使用基準を必ず遵守しましょう!
県HP:http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/work/nougyou/keiei-gijyutsu/1193102667149.html

○園芸施設共済の補償が拡充されましたので、必ず加入しましょう!
農林水産省HP:http://www.maff.go.jp/j/keiei/hoken/saigai_hosyo/index.html

○「農業防災メール」にもぜひご登録ください。
登録方法:http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/houdou/documents/bousaimail_annai.pdf

「栃木県防災メール」(栃木県危機管理センター運営)は、各種気象警報・注意報 等を配信します。「とちぎ農業防災メール」と併せてぜひご登録下さい。
http://www.pref.tochigi.lg.jp/c02/m/syou/mail01.html

 

お問い合わせ先
栃木県農政部経営技術課普及情報担当まで
TEL:028-623-2313

プロ農家向け会員制ブログの購読者の皆様

これまでは、県内のプロ農家もしくはプロ農家を目指す農業者の会員登録をされた皆様にのみ情報提供をしてまいりましたが、2016年11月7日から、「スマート農業とちぎブログ」として、先端技術を活用した経営改善等の情報や農業災害をはじめとした農政全般の情報を公開で情報提供して参りますので、引き続き閲覧いただくようよろしくお願いいたします。

(お知らせ)
「スマート農業とちぎ推進フォーラム」の開催について
栃木県ではスマート農業への理解を深め、様々な分野の人々との交流を目的に「スマート農業とちぎ推進フォーラム」(11月7日(月))を開催いたします。参加希望の方は、参加申込書に必要事項記載の上、FAX又はE-mailにて農政課あて10月31日(月)まで送付願います。
(参加申込書:http://www.pref.tochigi.lg.jp/g01/work/documents/smartforum2016.pdf

 

野菜価格安定事業のご紹介

 野菜は、作柄の影響を受けやすいことや消費者需要の変化など、様々な要因で価格が変動しやすく、生産者の経営安定対策が必要です。

 そこで、野菜の価格が下落した場合に生産者の経営を支援する「野菜価格安定事業」をご紹介します。

1 野菜価格安定事業とは?

 野菜の価格が一定水準以下に低落したときに、相当額を補てんする事業です。

 交付される補給金は、生産者・国・県等が積み立てた資金を財源としているため、生産者は小さな負担で補償を受けることができます。

※いわゆる“掛け捨て保険”とは異なります。

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2 事業の種類

対象品目や産地規模などにより加入する事業が異なります。

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・※事業により、加入要件や資金造成負担率などが変わります。

3 生産者への補給金の支給について

 平均販売価額が保証基準額を下回ったときに、補給金が交付されます。

※保証基準額・最低基準額は、事業及び品目、産地区分等により異なります。

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4 事業の加入について

 事業の加入には、産地単位で加入要件(作付面積・共販等率)を満たすことが必要です。

 加入要件や対象品目等は事業により異なりますので、加入を希望する方や事業の内容を詳しく知りたい方は、生産振興課または最寄りの農業振興事務所にご連絡ください。

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【参考】

● 農林水産省HP「野菜のページ」

http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/index.html

● (独)農畜産業振興機構HP「野菜価格安定事業の概要」

http://www.alic.go.jp/operation/vegetable/index.html#LINK-B01

台風16号の接近に伴う農作物被害防止対策

                               平成26年9月22日

                                 栃木県農政部経営技術課

 

  関東地方に台風16も号の接近が予想され、その影響も懸念されることから、以下の事前対策を十分行い被害防止に努める。

 

Ⅰ  共 通

1  大雨対策

(1) 大雨による冠水等が心配されるほ場では、事前に排水溝を設けるなど、対策を講じておく。

(2) ゴミや刈り払った雑草が水路を塞がないよう、事前に取り除いておく。

2  防風網・防鳥網・多目的防災網等の点検、補修

(1) 網が飛ばされたり破られたりしないよう固定状況を点検するとともに支柱を設置し補強する。

(2)破損部があると強度が低下するので補修をしておく。

3  ハウスの点検、補修

(1)  被覆資材の破損部や固定が不十分なところがないか点検し、補修を行っておく。

(2) ハウス強度を上回る強風が吹く可能性がある場合には、天窓やサイド換気部を 全開にするとともに、天井や妻面のビニルをはずして風を抜けやすくし、施設の損壊を防ぐ。時間的に余裕がない場合には、カッターナイフ等で切りとり、風の通り道を確保する。 

4  事後対策の準備

(1) 被害後、速やかに回復措置がとれるよう、排水対策や施設等の修復、病害防除等の準備をしておく。

 

Ⅱ 普通作物

1 水稲・大豆・小豆・そば

(1) 収穫適期を迎えている水稲は、台風の接近前に速やかに収穫する。

(2) 倒伏した稲は、晴れ間を見て株起こしを行い、穂発芽を防止する。

(3) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。

 

Ⅲ 野 菜

1 全般

(1) 強風対策として、ハウスやネットの点検・補修・補強を行う。

(2) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。

2 いちご

(1)強風による傷みが懸念されるので、天候回復後速やかに病害予防として、薬剤散布を行う。

(2) 特に、炭疽病が発生しやすくなるので、排水対策を行うとともに、発生が懸念されるほ場では防除を実施する。

(3) 夏秋いちごは、ハウスの被害を受けないよう点検、補修、補強を行う。同時に、湿度が高く、病害が発生しやすくなるので注意する。

3  なす、きゅうり、トマト等

(1) 強風による損傷や倒伏を軽減するため、茎や枝を支柱やネットによく固定しておく。

4  だいこん、きゃべつ、レタス、ブロッコリー等

 (1) 倒伏を軽減するため、株元が揺れないよう土寄せを行う。

 

Ⅳ  果  樹

1  なし・ぶどう等(棚仕立て果樹)

(1) 強風による枝や果実の損傷を軽減するため、結果枝等を棚によく固定しておく。

2  りんご・もも等(立木仕立て果樹)

(1) 強風による枝や果実の損傷を軽減するため、側枝等太枝に支柱を設置したり、結果枝どうしを結束するなどして、固定しておく。

3 苗木

(1) 強風による倒伏を軽減するため、支柱によく固定しておく。

 

Ⅴ  花  き

1 露地ぎく・露地りんどう等

(1)支柱やネットのゆるみを直し、十分に補強する。ネット上げの作業が遅れている場合は、所定の位置までネットを上げておく。

 

Ⅵ  特用作物

 1 こんにゃく

    (1) 大雨により滞水しやすいほ場は、排水溝を設置し、排水口は低く掘り下げて排水路につないでおく。

   (2) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。

 

Ⅶ  畜 産

1  畜舎

(1) カーテン等の固定状況を点検し、補修・補強をしておく。

(2) 雨水の流入が心配される場合は、土のう等により対策を講じておく。

2 飼料用とうもろこし

(1) 畑の排水路を確保しておく。

3 停電による搾乳不能に備えて

(1) 発電機の準備と燃料の確認を行う。

(2) 緊急策としてバキュームカーを真空ポンプにつないでミルカーを動かすことが可能であるので、事前に接続の確認をしておく。

(3) 停電時に搾乳する場合は高泌乳牛から行い、漏乳している牛は後回しにする。

  また濃厚飼料の給与は控える。

 

日照不足に対する農作物被害防止対策

                                   平成26年9月4日
                                 栃木県農政部経営技術課

 

 日照不足に関する関東甲信地方気象情報第1号(平成26年9月1日14時30分 気象庁発表)によると、関東甲信地方では、8月下旬から、前線や湿った東寄りの風の影響で曇りや雨の日が多くなっており、8月下旬の地域平均日照時間平年比は53%とかなり少なくなった。今後2週間程度は、前線や湿った風の影響を受けやすく、平年より曇りや雨の日が多くなる見込みである。
  今後、その影響も懸念されることから、以下の事前対策を十分行い被害防止に努める。

Ⅰ 作 物

  1 水稲(早植栽培)
 (1)今年は平年より出穂期が早く、収穫適期も早まっている。さらに、出穂期後10日間の高温、断続的な降雨による玄米水分の変化により、胴割粒が発生しやすい条件となっている。刈り遅れは胴割粒の発生を増加させることから、適期に確実に収穫する。
 (2)なお、水温が低い地域等で水口付近の出穂が大幅に遅れている場合は、刈り分けを行う。

  2 水稲(普通植栽培)
 (1)葉いもちの発生が多かった場合は、穂いもちの多発を予防するため、登録のある農薬を散布する。
  3 大 豆
 (1)排水溝を整備する等、排水対策を徹底する。
 (2)べと病(里のほほえみ)や紫斑病の発生を防ぐため、登録のある農薬を散布する。
  4 こんにゃく
 (1)排水溝を整備する等、排水対策を徹底する。
 (2)葉枯病や腐敗病の発生を防ぐため、登録のある農薬を定期的に散布する。
 (3)病害株は速やかにほ場外に搬出する。
Ⅱ 野 菜
 1 野菜全般
  (1)曇雨天時の葉かきや芽かき等は極力控え、これらの管理は晴天日の午前中に行い、     夕方には傷口が乾くようにする。
 (2)曇雨天日が長く続くと日照不足のため茎葉が徒長し、生理的落果や病害多発の原    因となりやすいため、古葉や側枝は早めに取り、風通しと日当たりを良くする。状況に応じて展着剤を加用し、予防散布を徹底すると同時に、かん水は多量に行わず、1回当たりの量を少なくして回数を多くする。追肥は多肥とならないよう生育に応じて行う。
 (3)果菜類では不良果の摘果を行うとともに、きゅうり・なす等は小果(S~Mクラス)で収穫し、株の着果負担を軽くする。
 (4)今後、播種や定植する野菜は早めに準備し、適期に播種・定植を行う。苗の軟弱徒長に注意する。
  <天候回復後>
 (1)土壌水分の乾湿の差を少なくするため、敷ワラ等のマルチングを行う。
 (2)草勢回復のため、葉面散布を行う。
 (3)日照不良で根の活性が衰えているため、果菜類や葉菜類で日中萎れる場合は、薬   剤散布を兼ねて葉水を与え、萎れを防ぐ。

 2 いちご
 (1)花芽分化が早まることも予想されるので、花芽分化確認、定植準備は早めに行う。
 (2)定植する際、炭疽病等の発病株を定植しないよう十分確認する。
 (3)生育が遅れているもの、軟弱に生育しているものはできるだけ使用しない。
 (4)炭疽病等の発生が多くなっているので、定植前後の防除をしっかり行う。また、スカイベリーは灰色かび病に弱い傾向にあるので、併せて防除を行う。
 (5)地温上昇を防ぐために設置していた寒冷紗等は速やかに外すとともに、定植後の活着を促進させるため、こまめなかん水を心がけ、土壌乾燥に注意する。
 (6)肥料不足にならないよう、状況に応じて葉面散布等で追肥を行う。

 3 に ら
 (1)白斑葉枯病、さび病、葉腐病等が発生しやすいため、防除を徹底する。

 4 雨よけトマト
 (1)不良果の摘果を行い、株の着果負担を軽くする。
 (2)灰色かび病、疫病、葉かび病等の病害が発生しやすいため、防除を徹底する。

 5 夏秋なす
 (1)全面マルチ栽培では、マルチ上への滞水を防止する。
 (2)花や果実に光が当たるように整枝や葉かきを行う。
 (3)うどんこ病等の茎葉の病害のほかに腐敗果が発生しやすいため、病害に対応した薬剤を散布する。

 6 う ど
 (1)黒斑病が発生しやすいため、防除を徹底する。

 7 ね ぎ
 (1)土入れ・土寄せは、降雨後の加湿状態で行わない。
 (2)べと病、黒斑病、さび病等が発生しやすいため、それぞれの病害に対応した薬剤を散布する。

 8 ほうれんそう
 (1)苗立枯病やべと病が発生しやすいので、防除を徹底する。

Ⅲ 花き全般
  日照不足による軟弱徒長で、品質の低下と灰色かび病等の発生が助長されるので、晴天時以外の遮光等は取り除き、できる限り日照を確保するとともに施設内の通気等を図 り湿度を下げるように努める。

意欲ある農業者販路開拓支援事業(マルシェ栃木推進事業)のご紹介~平成26年度登録者募集のお知らせ~

   今回は、皆さんが手塩にかけて育て上げた生産物や、その加工品の販路開拓を支援する事業のご紹介です。

〇  意欲ある農業者販路開拓支援事業(マルシェ栃木推進事業)について

  この事業は、こだわりを持って高品質な農畜産物を生産し、加えて自ら流通や販売まで取り組もうとする「意欲ある農業者」の皆さんを対象とした事業です。

   主に都内で開設する「マルシェ栃木」での消費者への対面販売や、同じく都内を中心に開催する「食材提案会」でのレストランシェフやバイヤーに対する商品紹介を実施し、消費者やバイヤー等のニーズに対応した商品づくりや販路開拓を支援します。

写真1  

写真1「マルシェ栃木」

 

 

 

 

写真2   

写真2「食材提案会」 

 

〇平成26年度の取り組み

  今年度は、3つのチャレンジプログラム(①一般消費者向け、②業務用向け、③商品開発)を設け、各プログラム内のそれぞれの取組にテーマを設定しています。

    このため、参加者の皆さんがお持ちの課題にマッチした取組を的確に選択することができ、強い目的意識を持って参加いただくことで、より高い効果を期待できる取組内容となっています。

  また、今年度の新しい取組として、県内のサービスエリアへ向けた食材提案会を予定しています。

 近年、地域産品購入の場として注目されているサービスエリアに食材、商品の提案を行うことで、都内だけではなく、県内での取引増加にもチャレンジします。

 各取組の開催内容は、下記を参考になさってください。

 

             図1 平成26年度の取組内容 図1

 

〇目標達成に向け、アドバイザーを派遣します

  上記の各取組に参加いただくに当たっては、アドバイザー制度をご活用ください。

皆さんのほ場や工場に専門的知識を持ったアドバイザーがお伺いし、課題の克服、あるいは目標達成のための相談をお受けします。

 経営発展、販路開拓へ向けた、貴重なアドバイスを得ることができると思います。

 

〇 平成26年度の登録者を募集しています!

 ぜひ、「意欲ある農業者販路開拓支援事業」に参加・登録いただき、「需要に適応した商品づくり」や「販路開拓」につなげてみませんか。

 
  「いい商品はある。でも販路が見つからない。」
  「商品の価値に応じた、適正な価格で取引したい。」
  「消費者ニーズに対応した商品を開発してみたい。」
 

 こんな思いをお持ちの生産者の方は、下記までご連絡・ご相談ください。

 

   【問い合わせ先】
    栃木県農政部経済流通課マーケティング対策班
     電話:028-623-2299
     Eメール:keizai-ryutu@pref.tochigi.lg.jp

   または、最寄りの農業振興事務所までお問い合わせください。

 

 

 

平成26年8月10日の突風に伴う農作物技術対策

                             平成26年8月11日
                             栃木県農政部経営技術課

  1  いちご
  (1) 破損したパイプハウス等は、速やかに修繕する。破損が甚だしい場合は、作業の安全性を確保しながら撤去する。
  (2) 倒壊したハウス内に苗がある場合は、被害を受けていないハウスに速やかに移動させる。

 2 にら
  (1) ハウス内に作物がある場合には、ビニルを速やかに撤去する。
    (2) 破損したパイプハウス等は、速やかに修繕する。破損が甚だしい場合は、作業の安全性を確保しながら撤去する。
    (3) 病害虫の発生が懸念されるため、防除を徹底する。
    (4) 茎葉の損傷が著しい場合は、捨て刈りし再生させる。

  3 夏秋なす
   (1) 病害虫の発生が懸念されるため、防除を徹底する。
   (2) 傷果が多く発生することが予想されるので、選果選別を徹底する。
   (3) 枝等が折損した場合は、正常部位まで切り戻す。通常の整枝せん定も強めに行う。
   (4) 樹勢維持のため窒素、加里分を追肥する。
   
  4 花木類(さつき)
   (1) 病害虫の発生が懸念されるため、防除を徹底する。
   (2) 施設の破損で栽培が継続出来ないときは、病害虫の発生源とならないように、速やかに作物を片付ける。