スマートとちぎ推進フェアを開催しました!

ICTやロボット技術など先端技術を活用した「スマート農業」の啓発・普及を図るため、農業者や農業を志す若者などを対象に、県内外の取組状況に係る情報共有や関係者の相互交流、最新技術の情報提供などを目的とした「スマート農業とちぎ推進フェア」を1月11日に県農業大学校にて開催しました。
農業者、学生、企業、農業団体、行政機関など多くの方に参加いただきました。


◇第一部は講演会です。
まず、「スマート農業とちぎの取組状況」について、県から情報提供いたしました。

基調講演では、内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の次世代農林水産業技術担当」のプログラムディレクターを務められている北海道大学大学院 副研究院長・教授の野口伸氏に「スマート農業に係る技術開発の現状と今後の展望」をテーマとして、SIPにおける先端技術を活用したロボット農機開発等の現状と今後のスマート農業の展開などについて御講演いただきました。

取組事例紹介では、株式会社ジーワン代表取締役の吉岡祐弥氏と全国農業協同組合連合会営農・技術センター(ゆめファーム全農)の石井正幸氏に、園芸作物におけるスマート農業技術の活用による生産性向上の取組等について御講演いただきました。

◇第二部は交流会です。
スマート農業関連企業の皆様に出展いただき、参加者とスマート農業関連技術や機器について、活発な意見交換等が行われました。

出展企業及び県試験研究機関は次のとおりです。(当日名簿順、敬称略)
・アイ・イート株式会社
・株式会社関東甲信クボタ
・クボタアグリサービス
・株式会社栗原弁天堂
・積水化学工業株式会社
・株式会社チノー
・東京計器株式会社
・株式会社ドコモCS
・株式会社日本総合研究所
・東日本電電話株式会社
・富士通株式会社
・株式会社ぶらんこ
・ヤンマーアグリジャパン株式会社
・ラピスコンダクタ株式会社
・株式会社ルートレック・ネットワークス
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・栃木県農業試験場
・栃木県農業試験場いちご研究所
・栃木県畜産酪農研究センター

今後も、本県農業の生産性向上を目的として引き続き、スマート農業に関する研修会などによる情報発信と関係者の交流の場づくりに積極的に取り組んで参ります。

〈お問い合わせ先〉
栃木県農政部農政課農政戦略推進室
℡:028-623-2284

スマート農業とちぎ推進フォーラムを開催しました!!

栃木県では、ICTやロボット技術などの先進技術を活用した「スマート農業」の啓発・普及を図るため、県内外の取組状況に係る情報共有や関係者の相互交流などを目的に、『スマート農業とちぎ推進フォーラム』を平成29年12月20日、栃木県産業技術センターにて開催しました。
農業者、農業大学校生、農業高校生、企業、農業団体、行政機関など多くの方に参加いただきました。

フォーラム様子

 

 

 

 

 

 

◇第一部は講演会です。
基調講演では、株式会社日本総合研究所創発戦略センターシニアスペシャリストの三輪泰史様から「スマート農業技術による魅力ある農業の将来像」について御講演いただきました。
日本の農業の直面する課題解決のためには、ICTやロボット技術を活用した「スマート農業」の推進が有効であると指摘され、具体的事例や「IoT×農業」が実現する次世代農業の姿について解説いただきました。

事例紹介では、株式会社ドコモCS栃木支店法人営業部長の浜谷宗明様からは、「農業現場におけるIoTの活用事例と今後の技術開発」について情報提供いただきました。
NTTdocomoの農業ICTについての取組全般と栃木県内での実証・導入事例等について御紹介いただきました。

加えて、「栃木県におけるスマート農業の取組状況」について、県から情報提供いたしました。

フォーラム県の取組状況

 

 

 

 

 

 

◇第二部は交流会です。
スマート農業関係企業の皆様に出展いただき、農業者を始めとした参加者とスマート農業関係技術や機器について、活発な意見交換等が行われました。
出展企業様及び県試験研究機関は次のとおりです。(当日名簿順)
・株式会社ヰセキ北関東 様
・五百部商事有限会社 様
・株式会社関東甲信クボタ 様
・積水化学工業株式会社 様
・株式会社ドコモCS 様
・パナソニックシステムソリューション株式会社 様
・株式会社ビジョンテック 様
・富士通株式会社 様
・株式会社ぶらんこ 様
・ボッシュ株式会社 様
・ヤンマーアグリジャパン株式会社 様
・株式会社ルートレック・ネットワークス 様
—————————————————————-
・栃木県農業試験場
・栃木県農業試験場いちご研究所
・栃木県畜産酪農研究センター

今後も引き続き、本県農業の生産性向上を目的として、スマート農業技術に関する研修会の開催などによる情報発信と関係者の交流の場づくりに取り組んで参ります。

スマート農業とちぎ推進フォーラムを開催しました

栃木県では、ICTやロボット技術などの先進技術を活用した「スマート農業」について、講演等を通じ、理解を深めるとともに、様々な関係者との交流を深めることを目的に、「スマート農業とちぎ推進フォーラム」を11月7日(月)、栃木県庁研修館講堂及び402研修室にて開催いたしました。

第1部は講演会です。

東京大学名誉教授の大政謙次先生に「スマート農業の展開と方向」についてご講演いただきました。大政先生はすでに2002年には生産・流通・消費の部分にICT技術導入を提言されておられ、スマート農業は市場への対応が必要であることを指摘されました。

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農林水産省生産局技術普及課生産資材対策室課長補佐の角張徹さまに「スマート農業の実現に向けた施策について」、ご講演をいただきました。圃場内での農業の自動走行システムや遠隔監視で無人システムなどの実現やAI(人工知能)を活用したロボットの研究開発も進めていくことの説明がありました。

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フューチャアグリ株式会社代表取締役社長の蒲谷直樹さまに「農林水産業へのロボット技術導入の可能性」について情報提供いただきました。これからは農業のあたりまえを疑ったほうがいい。また、マーケティングや品質工学の視点も入れていく必要があることを示唆されました。

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第2部は交流会です。
展示団体の皆様をご紹介します。

・ベジタリア株式会社
水稲向け水管理支援システム「Paddy Watch」の展示
(水田センサー:スマホによる水位モニタリングにより、水管理の労力を削減。電池駆動で電源工事不要。簡単に設置可能。)
営農管理アプリケーション「アグリノート」の展示
(Google Mapをベースとして農作業の記録をスマホ、タブレットで作成。地図上で農作業の見える化を実現し、スタッフ間の情報共有も簡単に。)

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・(株)ドコモCS
Field Server、モバイル牛温恵の展示
(労力の削減、品質の向上、作業の見える化が実現できる。ICT農業の第1歩のために活用)

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・(有)ドライテック
水稲湛水直播栽培の新技術「鉄黒コート」
(コーティング後の発熱が無く、種籾の死滅は皆無です。途中散水も必要無く、鳩胸・催芽籾でもコーティングが可能で、播種後発芽までの期間短縮も可能です。安心・安全簡単です。)

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・日立マクセル(株)
水稲の育成支援サービス「ライススキャン」
(「ライススキャン」は画像処理とICT技術を使って葉色を測定、生育状態の見える化で生育診断、肥培指導業務をサポートするシステムです)
リチウムイオン電池 標準電池パック及び充電器
(高性能、安全、信頼のおけるリチウムイオン電池パックと充電器をサポートします。イニシャル費用なし、小ロット対応可能な標準電池パックです。ドローン、小型機器、ロボット用。)

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・ヤンマーアグリジャパン(株)
水稲栽培における「密苗」技術の紹介
(「密苗」により育苗、移植の省力化、低コストを実現する)
営農の支援に向けた「スマートアシストリモート」技術の紹介
(農業機械の稼働状況や作業情報等の管理を行い、効率的な営農活動を支援する)

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・ソフトバンク・テクノロジー
農業経営の見える化ツールの展示
(地域と生産者の両者を巻き込んでデータ収集・分析に取り組むことで、相合依存のある「地域の経営課題」と「生産者の経営課題」を同時に改善していくためのクラウド・ソリューションの展示)

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・キーウェアソリューションズ株式会社
設置性に優れた環境センサー
(設置性に優れた環境センサーをご提供しております。センサーで取得したデータ はお手元のwebブラウザで閲覧して頂けます。無線通信により配線工事が不要です。ソーラーパネルを使用する事により、設置させて頂く農家様から電源を頂く事は御座いません。安価なセンサーを使用し低コストで導入頂けます。)

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株式会社A・R・P
土壌水分センサーWD5シリーズ製品について
(WD-3比で重量・体積1/3の小型化を実現、SDI-12(USB)I/F採用、3軸加速度センサー内蔵で設置姿勢が読める、新型水分センサー)

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・富士通株式会社
ICTによるスマート農業の実現
(露地栽培、施設栽培、畜産をカバーし、生産から経営、販売まで企業的農業経営を支援する「食・農クラウドAkisai」をはじめとする弊社サービスについて全国の利活用事例を含む最新の情報をご紹介します)

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・PSソリューションズ(株)
植物栽培にデータを活用するe-kakashiの展示
(植物栽培に関する経験・勘といった知的財産を「電子栽培ナビゲーション」で見える化する農業IoTサービス)

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・株式会社クボタ
クボタが考える未来型農業ソリューションのご紹介
(クボタが考える未来型農業ソリューションをパネルとビデオ映像でご紹介いたします。
スマート農業全体の考え方と個別の要素技術開発(アシストスーツ含む)の取組を紹介させていただきます。)

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・夢ある農業総合研究所 井関農機(株)
スマート田植機~土壌センサー搭載型可変施肥田植機~の紹介
(田植機に搭載した土壌センサが、作土深と土の肥沃度を田植え時に検知し、リアルタイムで施肥量を減肥制御。一枚の圃場のイネの生育を均一にし倒伏のリスクを低減します。基盤整備圃場や転作水田、増える請負圃場に対応したICT搭載スマート田植機をご紹介します。)

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株式会社ニレコ
青果物外部品質センサおよび自動選別ロボットシステムのPR
(農産物の大きさ、色合い、傷害、形状を計測する検査装置と検査した結果からロボットにより自動選別することで効率化・省力化へ取り組んでおります。)

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・SMFLレンタル
パワーアシストスーツ(AWN-03B)の展示
(体幹の動きをセンサーが感知し、モーターが動作をアシストすることで腰の負担感を大幅に軽減します。)

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・農文協
最新農業技術(農家事例掲載)の本とルーラル電子図書館の展示・利用案内
(ルーラル電子図書館で基礎研究から最新情報まで収録した「農業技術大系」などから記事が探せます。例えば「環境制御技術」や病虫害対策・天敵活用防除法など。会場でお試しください。)

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・農業試験場
農業試験場果樹研究室及びいちご研究所の研究テーマのパネル展示
(予測技術を駆使したICT活用による果樹栽培支援システムの構築
次世代の培養技術「果樹クローン苗」を活用した樹体コンパクトデザイン
次世代型いちご生産技術の確立~超多収生産や周年生産を実現するための環境制御技術の開発~)

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・畜産酪農研究センター
畜産酪農研究センターの研究テーマのパネル展示
(ICTを活用した繁殖牛の管理(発情発見システム)
次世代閉鎖型乳牛舎における臭気抑制技術の開発)

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交流会では活発な意見交換が行われました。
県としてはひきつづき情報交換の場を設定していきます。

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※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

プロ農家向け会員制ブログの購読者の皆様

これまでは、県内のプロ農家もしくはプロ農家を目指す農業者の会員登録をされた皆様にのみ情報提供をしてまいりましたが、2016年11月7日から、「スマート農業とちぎブログ」として、先端技術を活用した経営改善等の情報や農業災害をはじめとした農政全般の情報を公開で情報提供して参りますので、引き続き閲覧いただくようよろしくお願いいたします。

(お知らせ)
「スマート農業とちぎ推進フォーラム」の開催について
栃木県ではスマート農業への理解を深め、様々な分野の人々との交流を目的に「スマート農業とちぎ推進フォーラム」(11月7日(月))を開催いたします。参加希望の方は、参加申込書に必要事項記載の上、FAX又はE-mailにて農政課あて10月31日(月)まで送付願います。
(参加申込書:http://www.pref.tochigi.lg.jp/g01/work/documents/smartforum2016.pdf

 

台風11号の接近に伴う農作物被害防止対策

                                                                    平成26年8月6日
                                                            栃木県農政部経営技術課

 平成26年台風第11号に関する情報第8号(平成26年8月6日6時45分 気象庁予報部発表)によると、台風11号は6日6時には日本の南を1時間におよそ15kmの速さで北へ進んでいる。24時間後の7日6時には南大東島の南西170kmの北緯24度40分、東経130度05分を中心とする半径160kmの円内に達し、非常に強い台風となる見込みである。
  今後、関東地方にも接近が予想され、その影響も懸念されることから、以下の事前対策を十分行い被害防止に努める。
              
Ⅰ  共 通
  1  大雨対策
    (1) 大雨による冠水等が心配されるほ場では、事前に排水溝を設けるなど、対策を講じておく。
    (2) ゴミや刈り払った雑草が水路を塞がないよう、事前に取り除いておく。
  2  防風網・防鳥網・多目的防災網等の点検、補修
    (1) 網が飛ばされたり破られたりしないよう固定状況を点検するとともに支柱を設置し補強する。
  (2)破損部があると強度が低下するので補修をしておく。
  3  ハウスの点検、補修
    (1) 被覆資材の破損部や固定が不十分なところがないか点検し、補修を行っておく。
    (2) ハウス強度を上回る強風が吹く可能性がある場合には、天窓やサイド換気部を全開にするとともに、天井や妻面のビニルをはずして風を抜けやすくし、施設の損壊を防ぐ。時間的に余裕がない場合には、カッターナイフ等で切りとり、風の通り道を確保する。
  4  事後対策の準備
    (1) 被害後、速やかに回復措置がとれるよう、排水対策や施設等の修復、病害防除等の準備をしておく。

Ⅱ 普通作物
  1 水稲
    (1) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。倒伏・冠水しているような ほ場は畦畔を切って早めに排水する。
    (2) 台風通過後の乾燥した強風(フェーン)による被害(登熟不良、白穂の発生、青枯れ等)を軽減するため、やや深水とする。特に、出穂直後の品種(コシヒカリなど)は注意が必要である。
 2 大豆・小豆・そば
   (1) 大雨により滞水しやすいほ場は、排水溝を設置し、排水口は低く掘り下げて排水  路につないでおく。
   (2) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。
    (3) 倒伏したそばは、無理にいじらず自然に起き上がるのを待つ。
 
Ⅲ 野 菜
  1 全般
    (1) 強風対策として、ハウスやネットの点検・補修・補強を行う。
    (2) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。
  2 いちご
    (1)強風による傷みが懸念されるので、天候回復後速やかに病害予防として、薬剤散布を行う。
    (2) 特に、炭疽病が発生しやすくなるので、排水対策を行うとともに、発生が懸念されるほ場では防除を実施する。育苗期と本ぽで使用できる農薬が異なるので注意する。
    (3) 夏秋いちごは、ハウスの被害を受けないよう点検、補修、補強を行う。同時に、湿度が高く、病害が発生しやすくなるので注意する。
  3  なす、きゅうり、トマト等
    (1) 強風による損傷や倒伏を軽減するため、茎や枝を支柱やネットによく固定しておく。

Ⅳ  果  樹
  1  なし・ぶどう等(棚仕立て果樹)
    (1) 強風による枝や果実の損傷を軽減するため、結果枝等を棚によく固定しておく。
  2  りんご・もも等(立木仕立て果樹)
    (1) 強風による枝や果実の損傷を軽減するため、側枝等太枝に支柱を設置したり、結果枝どうしを結束するなどして、固定しておく。
  3 苗木
    (1) 強風による倒伏を軽減するため、支柱によく固定しておく。

Ⅴ  花  き
  1 露地ぎく・露地りんどう等
    (1) 支柱やネットのゆるみを直し、十分に補強する。ネット上げの作業が遅れている場合は、所定の位置までネットを上げておく。

Ⅵ  特用作物
 1 こんにゃく・ゆうがお
    (1) 大雨により滞水しやすいほ場は、排水溝を設置し、排水口は低く掘り下げて排水 路につないでおく。
   (2) 冠水および浸水したほ場は、速やかに排水に努める。

Ⅶ  畜 産
  1  畜舎
    (1) カーテン等の固定状況を点検し、補修・補強をしておく。
    (2) 雨水の流入が心配される場合は、土のう等により対策を講じておく。
  2 飼料用とうもろこし
    (1) 畑の排水路を確保しておく。
  3 停電による搾乳不能に備えて
    (1) 発電機の準備と燃料の確認を行う。
    (2) 緊急策としてバキュームカーを真空ポンプにつないでミルカーを動かすことが可能であるので、事前に接続の確認をしておく。
    (3) 停電時に搾乳する場合は高泌乳牛から行い、漏乳している牛は後回しにする。
      また濃厚飼料の給与は控える。

 

とちぎ農業防災メール 第3号「家畜の暑熱対策に取り組みましょう」

気温が25℃を超えると全ての家畜に影響が現れます。

夏本番を迎え、生産性の低下を最小限にするため、次の対策に取り組みましょう

 

1.扇風機や換気扇のホコリを掃除するとともに、風向を調節しましょう!

2.きれいな水が十分飲めるように、水槽など給水設備を整備しましょう!

3.毛刈りで牛の前半身を冷やしましょう!

4.よしずや遮光ネットの設置を行いましょう!

 

農業災害未然防止対策(経営技術課)

http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/documents/mizenboushitaisaku.pdf

 

暑熱対策を始めよう!(芳賀農業振興事務所)

http://www.pref.tochigi.lg.jp/g53/documents/chikusan1.pdf

 

早めの暑熱対策を(下都賀農業振興事務所)

http://www.pref.tochigi.lg.jp/g54/26cow03.html

 

お問い合わせ先

栃木県農政部経営技術課普及情報担当まで

 TEL:028-623-2313

 Mail:agriinfo@pref.tochigi.lg.jp

 

○不要なメールの解除について

本メールマガジンの配信会社より、気象災害対策とは無関係のメールが配信されます。それを解除する場合、以下の作業を行ってください。

1.配信を希望しないメール本文中の、「配信中止はこちらから」というURLをクリックする。

2.メール登録・解除のページにアクセスするので、解除の欄に御自分のメールアドレスを入力し、解除ボタンをクリックすれば完了です。

 

○本メール記載のPR広告等については、栃木県とは関係ありません。

とちぎ農業防災メール第2号「水田の水管理に注意しましょう!」

  梅雨明け後、暑い日が続いています。
  今年の5月連休植えの県中南部の水稲は、現在、出穂期を迎えています。
 
  水稲は、出穂から約20日の間に厳しい暑さが続くと、米粒が白く濁ったり、割れやすくなったりします。このような場合は、かん水して田んぼの水温、地温を下げる必要があります。
 
  具体的には、足跡に水がたまっている程度まで自然落水したら、気温が下がる夕方以降に入水する「間断かん水」を繰り返しましょう。

水稲の生育状況や管理方法等の詳細はこちらから
 http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/gizyutu/seiikusinndann.html

          お問い合わせ先
      栃木県農政部経営技術課普及情報担当まで
       TEL:028-623-2313
             mail:agriinfo@pref.tochigi.lg.jp

 

 

とちぎ農業防災メール(創刊号)

とちぎ農業防災メールにご登録いただき、大変ありがとうございます。

今後とも、気象災害を未然に防止するための情報を配信していきますのでご活用願います。

 さて、今回は、これから夏本番ということで、農作業中の熱中症対策です。
 暑さに体が慣れていない梅雨明け後に熱中症事故が多発しています。熱中症の予防には「暑さを避けること」と「水分補給」が大切です。このことをよく理解し、次の事項に注意してください。

① 暑さをしのぐ服装
  ・帽子や通気性の良い衣類の着用
 
② 熱中症になりにくい作業環境
  ・ハウスや畜舎等の換気
  ・日よけの設置による日陰での作業
  ・断熱材の施工等による温度上昇の防止
 
③ 水分補給と休憩
  ・こまめな水分補給
  ・こまめな休憩
  ・気温の高い時間は作業を行わない

詳細についてはこちらから
  http://www.pref.tochigi.lg.jp/g04/nousagyouanzen.html

          お問い合わせ先
      栃木県農政部経営技術課普及情報担当まで
             TEL:028-623-2313
             mail:agriinfo@pref.tochigi.lg.jp

酪農経営におけるヒートストレスメーターを活用した効率的な暑熱対策について

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 畜産振興課

近年、地球温暖化による気温上昇が、本県酪農経営においても大きな課題となっています。

宇都宮地方気象台が公表するデータによると、年平均気温は年々上昇する傾向にあります。また、真夏日(最高気温30℃以上)の日数についても同様に増加傾向であり、年々牛の暑熱ストレスは増大しています。

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一般的に牛に対する暑熱ストレスが大きくなると、免疫力、泌乳量、乳質及び繁殖成績の低下をまねきます。

(一社)中央酪農会議の試算によると、夏季の乳量の低下や体細胞数の増加による経済的損失は、経産牛40頭規模で100~200万円にも及ぶとされています。

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そこで、県では、夏季における生産性の向上を目的に、これまでの気温による対策に、湿度の影響を加味した温湿度指数(THI)を指標(ヒートストレスメーター)として、効率的な対策を実施するモデル農家を県内に設置しました。

 ※ 温湿度指数(THI)=(0.8×温度+(相対湿度/100)×(温度-14.4))+46.4

    指数 70以上で注意が必要となり、80以上で死廃等危険性があります

今後、モデル農家から得られる暑熱関連データや改善策等を分析・検証し暑熱ストレス低減策をマニュアル化することで、本県酪農の経営安定を図っていくこととしています。

なお、マニュアルについては、本ブログで情報提供していきますので、御注目ください。

ヒートストレスメーター

ヒートストレスメーター(温度と湿度からTHIを表示し、リアルタイムで牛への暑熱ストレスを確認することが出来ます)

農業分野における知的財産権の活用 その②(特許権編)

 (前回:農業分野における知的財産権の活用 その①(育成者権編)https://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/member/2012/12/20) 

 今回は、農業分野における知的財産権のうち「特許権」について御説明いたします。

「特許権」とは?
 
私たちの生活を将来にわたり豊かにしていくためには、新しい技術開発が継続的に行われ、どんどん社会に還元されるような流れが必要です。このため特許庁では、優れた技術(発明)を考え出した者に権利を与えて保護し、そのかわりに技術を一般公開し、次の新しい開発に役立ててもらおうという仕組みを管理しています。この発明を行った者に対して与えられる権利が「特許権」です。日本では現在、特許を出願した日から20年間にわたり、発明を独占的に利用することが認められています。

 
例えば「カボチャの空中栽培法(平05-341569)」と呼ばれる特許があります。北海道の民間会社(新生商事)が登録しているものですが、パイプハウスの骨組みを利用してカボチャを栽培し、実がなってつり下がっている様子がUFOのように見えることからネーミングされました(http://www.47news.jp/CN/200808/CN2008082801000485.html)。実が土と接触しないため、変形や傷みのない高品質なカボチャが収穫できるということです。こういうものが特許になるの?と思われるかもしれませんが、実は普段当たり前のようにやっていることでも、他者からみれば素晴らしい技術やアイディア、つまり知的な財産なのです。部会やグループで開発した新しい栽培技術などを特許化すれば、他者は真似のできない競争力の強いブランド化した生産物の販売につながります。このブログをきっかけに、特許化にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

特許が認められるためには
 
特許が認められるためには、1『考案された技術が“発明”であるかどうか』、2『特許を受けるに値する内容かどうか』が問われます。
 
 まず、考案された技術が「発明」であるかということに関してですが、以下の4点を満たしているかどうかが問われます。
 【発明として認められるための4点】
 
①自然の法則に従っているものであるか(占いの方法や、ゲームのルールなどはダ メ)
 ②
技術的思想であるか(他人に技術を伝達できること)
 
③単なる発見ではなく創意されたものであること
 
④技術的に高度なものであるか

 次に、特許を受けるに値する内容かどうかについて、以下のようなものであるかどうか等が審査されます。
 【特許を受けるに値するかどうかの視点】
 ①産業に利用できるものであるか(実験レベルのものではないこと)
 
②新しいものであるか
 
③容易に考案できるものではないか
 
④未だ誰も出願していないものであるか(日本は先願主義といって、早いもの勝ちです)

 余談ですが、植物の新品種開発は、日本では工業的な製品とは異なるということで、「育成者権」という権利に分けています。 

特許出願の流れ
 
特許を出願するには、特許庁に対して特許願、明細書など自分の発明の内容と、特許を請求する範囲などを説明するための資料を提出します。書類の作成は、弁理士と呼ばれる専門家にお願いします。

 出願にあたっては、他の者が類似した特許を出願しているかどうかや、既に論文等で発表されていないかといった、先行事例調査なども依頼することも必要となります。

 特許庁に対して書類を提出されますと、以下のように特許の登録までは少し複雑な経過をたどります(図1)。

   特許の登録までには多くの費用が必要となります。特許出願料や出願審査請求料に加え、登録後に必要な料金として、 ‘年金’と呼ばれる毎年の登録更新料が必要となります。

 【参考】登録に必要な産業財産権関係料金一覧(2012年4月1日以降)
 http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/hyou.htm 


特許権のメリット 
 
特許の利用を希望する企業等に利用の許諾を行うことで利用料を得ることができます。
 特許権を許諾することでどのようなことが可能となるかということですが、主に特許技術を利用した商品の宣伝や販売となります。発明者は、通常は許諾相手から販売額に応じて利用料を徴収できます。もちろん、自らが商品を販売し、他には利用させないということも可能です。


栃木県が取得した農業に関する特許の例
 
栃木県では、新品種の育成の他にも、農業試験場等で開発された技術のうち特に優れたものについては特許を登録しています。現在は5件の登録がありますが、その中から「いちご栽培装置(閉鎖型)」(特許第3841984号)をご紹介します(図2)。

 2本のパイプに不透根シートをたるませてU字状にかけ、そこにクリプトモス等を主とする培地を入れていちごを栽培するのですが、その外側にもう一枚、防湿性シートをたるませて不透根シートとの間に空気槽を設け、暖気用ダクトを通すという構造です。培養液の滴下にも工夫がしてあり、余剰な培養液を再度利用するような構造となっており、余剰液は極力出さないエコロジカルな栽培装置です。


~さいごに~ 
 
先ほどの、「カボチャの空中栽培法」の例などの一部は、「農林水産知的財産ネットワークポータルサイト」http://aff-chizai.jataff.jp/において検索することが可能です。特に、最近では農産物の加工法などの登録も散見されるようになってきましたので、6次産業化を考える際のヒントを得たり、あるいは実際に開発者から許諾を受けて加工品を商品化するなど、これからの展開に是非とも御利用されることをお勧めします。 特許について興味のある方は、県経営技術課又はもよりの農業振興事務所まで、お問い合わせください。

 【参考】平成24年度知的財産権制度説明会(初心者向け)テキスト(とても良い資料です。)
  http://www.jpo.go.jp/torikumi/ibento/text/h24_syosinsya.htm

 

<問い合わせ先>
農政部経営技術課(栃木県農産物知的財産権センター)
電話 028-623-2313 FAX028-623-2315 
メール agriinfo@pref.tochigi.lg.jp