品種リレーで長く楽しめる! 果汁あふれるとちぎ育ちの梨
栃木県は、寒暖差が大きく、土壌は肥沃で適度な雨量があるため、果樹、特に日本梨の栽培に適した自然環境となっています。
宇都宮市、芳賀町、大田原市を中心に県内各地で栽培され、その生産量は令和7年産で全国第3位を誇る有数の生産地です。
栃木県の自然環境と生産者の努力によって甘さとジューシーさを蓄えた、とちぎ育ちの梨の魅力を余すことなくお伝えします!
いくつ知っていますか?栃木県で育つ梨の種類
「幸水」「豊水」は全国的に生産されている有名な梨の品種ですが、梨にはほかにも種類があります。
どの種類も味や食感が違うので、あなたの好きな品種を見つけてみてください!
※品種ごとの特徴を分かりやすくお伝えするため、担当者の感想を基にグラフを作成しています。
※重量:5=800~1kg超 4=500g前後 3=350~400g 2=300g
幸水
最も有名な梨のひとつ。
果肉はかためでジューシー、糖度が高く、シャリシャリとしているのが特徴

豊水
果肉はやわらかめで、甘みと酸味のバランスがいいのが特徴

新高
食感はサクサクとしてとてもジューシー、酸味が少ないのが特徴

あきづき
「新高」と「豊水」、「幸水」を掛け合わせて作られた品種で主要3品種のいいとこどり。酸味が少なく、甘みが強いのが特徴

にっこり
「新高」と「豊水」を掛け合わせて作られた栃木県のオリジナル品種で、ひと玉1kgを超えることもある大玉の梨。糖度が高く甘さが際立ち、ジューシーでなめらかな食感が特徴

「にっこり」という名前は、栃木県が世界に誇る観光地「日光」と梨の音読みである「り」から名付けられるとともに、そのおいしさから食べた人が思わず“にっこり”笑顔になるようにとの願いが込められています。
1玉が大きく食べ応えがありながら、みずみずしい果汁と上品な甘さを楽しめる、その名のとおり食べた人が思わずにっこり笑顔になるようなおいしさが魅力の梨です。さらに貯蔵性が高く、秋から冬にかけて楽しめるのも大きな魅力です。

長く楽しめる!梨のシーズンリレー
種類が豊富な日本梨は、品種によって少しずつ収穫の時期が異なるため、8月上旬から11月上旬ごろまで長く味わうことができます。
長い期間にわたりおいしい梨が味わえますので、スーパーや直売所などで栃木県産の梨をぜひ味わってみてください!

おいしさの裏側にある生産者の努力
- 収穫後12月~3月 剪定
不要な枝を切り、必要な枝を鉄線棚に誘引する作業。
剪定のやり方で実のなり方も変わるため、慎重な判断が必要となります。 - 4月 人工授粉
専用の道具を使い、梨の花に花粉を授粉させる作業。
授粉がうまくいかないと、実が実らなかったり形が悪くなってしまうため、梨の花が満開になった時に、人の手で一つひとつ丁寧に授粉を行う必要があります。 - 5~7月 摘果
たくさん実った実を整理し、不要な実を選別する作業。
樹や枝全体に対しての実の数を調整することにより、栄養や水分が、残った実に届き成長を促し、樹勢が衰えないように調整します。
こうした生産者の努力により、毎年おいしい梨がみなさんのもとへ届くようになります。

生産者おすすめの梨の食べ方
- 梨の生ハム巻き
コンビニなどで売っている生ハムを梨に巻き、そのままいただく - 梨の豚バラ巻き
豚バラを梨に巻きつけ、塩コショウや万能だれで焼く
おすすめ品種:にっこり
にっこりの甘みと酸味のバランスの良さや、シャリシャリ感がぴったり合います。ぜひご賞味ください!
いつもよりさらにおいしい梨を見分けるポイント!
- 果皮の色つやがいいか
- 張りがあるか
- 手に持った時、見た目よりもずっしりと重みがあるか
また、色が茶色に近いオレンジ色をしているものや、お尻の部分にまるで針で突いたような小さな線がでているものは完熟しているサインです。
梨の豆知識
スーパーには並ばない幻の品種「おりひめ」
皮が弱く傷つきやすいため、持ったところに手の跡がついてしまうくらい繊細な品種です。そのため、市場出荷はされておらず、直売でのみ買うことができます。
旧七夕の時期(8月ごろ)に収穫される栃木県オリジナル品種の梨で、果皮がなめらかで果肉がやわらかく、ジューシーな味わいが特徴です。
見かけた際はぜひご賞味ください!

