こだわり素材の洋食店 「S.K.M.Dining」

  
 うだるような暑さが続いていますが、涼を求めて、7月に開店したばかりの洋食店「S.K.M.Dining」さんを訪れました。
 
S.K.M.Dining外観
 
 JR宇都宮駅から南東1.5㎞ほどに位置する店舗周辺は、近年になって再開発されたため区画が整然としてします。住宅や公園、飲食店等がバランス良く並んだ街並みが住み良さそうな印象で、「S.K.M.Dining」さんも、新しいマンションの1階にありました。
 
S.K.M.Dining店内
 
 白と黒を基調としたモノトーンの店内は、明るく清潔感があり、白壁に貼られた可愛らしいウォールステッカーが目を引きます。カウンター席からは調理の様子が間近にうかがえ、ゆったりと配置されたテーブル席からは、外の街並みが見えます。
 
 サラダとスープ
 
 ランチメニューには、サラダとスープが付きます。サラダのドレッシングには巨峰を使っているそうで、巨峰の優しい甘さが、シャキッとした野菜に不思議なくらいに合っています。
 
  那須野ヶ原豚 ヤシオポーク
 
 主菜は「那須野ヶ原豚 ヤシオポーク」のロースのグリルです。オーナーシェフ自らが選んだ県内産の素材とのことですが、ヤシオポークの詳細は、他の記事でも取り上げられているので詳細はそちらをご覧頂くとして、名前の由来である栃木県花「ヤシオツツジ」のような薄桃色が、柔らかそうで特別な豚肉であることを物語っています。
 
 クセが全く無いため、噛んだときのさっぱり感は鶏肉に近いと思うほどですが、後から広がる脂のやわらかな甘みが、豚肉本来のうまみを醸し出しています。それもそのはず、素材の良さを引き出すため、余分な脂を落とすグリル製法にもこだわったとのこと。
 
 県産素材としては、ヤシオポーク以外にも、オムライスに那須御養卵を使っているとのこと。那須御養卵など、那須ブランドはこのブログでも頻繁に出てくるので、ブランド力もさることながら、その供給力によるところも大きいのだろうと感じました。
 
ランチメニューとiPad
 
 注文と会計にはiPadを使っているため、給仕が軽快な上、従来型のレジスターが不要なので、シンプルな店内をよりおしゃれに見せる効果があります。実用性と優雅さを兼ね備えるツール(道具)としても、モバイル機器は、さりげなく生活に溶け込んでいるようです。さりげない「おしゃれ」という視点は、ますます重要になってくるでしょう。
 
 【 S.K.M.Dining 】
  宇都宮市平松本町1109-1 ソレイユガーデン1階
  TEL/FAX:028-651-4049

取材 : 2014/8/13 まろん

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