鹿沼市の伝統野菜「鹿沼菜」をどうぞ

みなさん、こんにちは。KOMEKOです。
鹿沼市の伝統野菜「鹿沼菜」を御紹介します。

鹿沼菜は、緑色が濃く、光沢や甘みが特徴のツケナ類です。鹿沼菜

鹿沼市では、古くからこの鹿沼菜が栽培されていましたが、栽培しやすいアブラナ科野菜の栽培が多くなり、現在では、ほとんど作られなくなっていました。
そこで、平成22年に「伝統野菜の鹿沼菜復活プロジェクト」が、JAかみつが、鹿沼市、宇都宮大学、鹿沼南高校、上都賀農業振興事務所をメンバーに結成され、鹿沼菜の形態的特性と染色体数などを調査し優良系統を選抜しました。採種は鹿沼南高校が担当して、種子を確保しました。写真は系統選抜の様子です。

系統選抜の様子

平成24年には4戸の農家が試験販売を開始、平成28年には12戸の農家が栽培し、12月上旬から市場出荷やまちの駅新鹿沼宿、JAかみつが奈佐原直売所、落合直売所で青果として販売しました。

鹿沼菜栽培の様子 鹿沼菜青果用商品

今年は、これまでの青果としての販売に加え、地元のヤオハンスーパーの協力を得て、総菜に加工して販売することになりました。
試験販売のため、貝島店限定の取組ですが、消費者が鹿沼菜の味を気軽に試せるとともに、伝統野菜の鹿沼菜を知っていただく機会につながることを期待しています。
お総菜の販売期間は平成29年12月10日~平成29年12月28日を予定しています。

さてさて、今はランチタイム。
さっそく、鹿沼市のヤオハンスーパー貝島店へ行ってきました!

ヤオハンスーパー貝島店外観

鹿沼菜入かきあげ、鹿沼菜のゴマ和え、鹿沼菜の辛子和え、鹿沼菜の白和えがありました。

鹿沼菜のかきあげ 鹿沼菜のごまあえ 鹿沼菜の辛し和え

う~ん、迷ったあげくに、鹿沼菜入かきあげと鹿沼菜のゴマ和えに決めました!
それではさっそく、いただきます。
鹿沼菜入かきあげは、香ばしさがあってとてもおいしいです。鹿沼菜は油との相性が良いようですね!

鹿沼菜のかきあげ

鹿沼菜のゴマ和えはシャキシャキした歯ごたえが良く、くせがないので、子どもでも食べやすそうです。

鹿沼菜のごまあえ

鹿沼南高の生徒さん達は鹿沼菜のメニューも研究しているそうで、かつおだしのお味噌汁や煮浸しなどが好評とのことでした。
お味噌汁なら簡単!私も今度試してみます!

おいしい「かきあげ」と「ごまあえ」をあっという間に平らげて、
ふぅ~、おなかいっぱい、大満足! ごちそうさまでした。

【ヤオハンスーパー貝島店】
栃木県鹿沼市貝島町5010-1
電話 0289-65-1800
http://www.yaohan.jp/

【まちの駅新鹿沼宿】
栃木県鹿沼市仲町1604-1
電話 0289-60-2507
http://kanumajuku.com/

【JAかみつが奈佐原農産物直売所】
栃木県鹿沼市奈佐原町527
電話 0289-75-3311
https://life.ja-group.jp/farm/market/detail?id=683

【JAかみつが落合農産物直売所】
栃木県日光市文挟町434-1
電話 0288-27-2662
https://life.ja-group.jp/farm/market/detail?id=686

※ 記事投稿時点の情報ですので、変更となっている場合もあります。ご注意ください。

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。

 


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