新年は、栃木の地酒で乾杯!(コロナに負けるな!!とちぎの地産地消元気アップ運動)

こんにちは、ベジフルです。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けた農畜産物の消費拡大を図るため、栃木県では「コロナに負けるな!!とちぎの地産地消元気アップ運動」を展開しています。

そこで今回は、栃木の地酒を購入してみました。

購入したのは、四季桜の銘柄でおなじみ、宇都宮市にある宇都宮酒造株式会社の品々。
仕事帰りに寄った百貨店に特設コーナーがあったので、いろいろ揃えてみました。

まずは栃木県産酒造好適米「夢ささら」を100%使用した純米吟醸Y.S。
「夢ささら」は栃木県農業試験場が開発した品種で、2018年に品種登録されたばかり。皆さんご存じの酒米・山田錦の子供で、病気に強く倒れにくい丈夫な酒米です。しかもお酒用に精米しても砕けにくいという特徴があるんです。
因みにこのお酒の精米歩合は55%。お米を半分近く削ってしまうんです。

この純米吟醸Y.Sは、使っている酵母も栃木県酵母T-S。栃木県産業技術センターが開発した酵母なのです。
栃木のお米・栃木の酵母・栃木の水で作られたお酒なんですよ。

続きましては、「とちぎの星」を100%使用したお酒。
「とちぎの星」は栃木県農業試験場が開発した粒が大きくて甘くて美味しいお米。令和元年の大嘗祭(だいじょうさい)で使われたことで話題のお米です。
ご飯用のお米ですが、それをあえてお酒に使用。
こちらはしっかりとした味わいが特徴の純米酒です。

四季桜といえば「黄ぶな」。こちらも外せない。
今年は疫病除けということで黄ぶなが注目されましたよね。
特別本醸造でお求めやすい価格帯なのもうれしいです。

栃木県酒造組合のホームページによると、栃木県内には31もの酒造メーカーがあるそうです。
新年は、栃木県の地酒で、乾杯してみてはいかがでしょうか?
栃木県酒造組合HP:sasara.pto.co.jp

お正月に飲むお屠蘇(とそ)とは、「病をもたらす鬼(蘇)」を「やっつける(屠(ほふ)る)」お正月の縁起物。
実は、屠蘇散(とそさん)という漢方薬を日本酒に浸して作ります。
屠蘇散(とそさん)の中身は、桂皮(シナモン)、山椒、丁子(クローブ)、大茴香(スターアニス)等々、なかなか香りの強い面々。ちょっとクセが強い。
来年はコロナを屠(ほふる)る願いを込めて、お屠蘇(とそ)を作ってみてはいかがでしょうか?
(屠蘇散(とそさん)は薬局で購入できます)

【おまけ】
落語に「酒の粕(さけのかす)」というお噺がありましてな。
与太郎さんが、酒の粕を焼いて食べて酔っ払ったんですが、人には「お酒を呑んだ」と見栄を張る話でして。

この酒粕を焼いたのが実は好物。自慢できる話じゃあ、ありませんが。

【宇都宮酒造株式会社】
住所:栃木県宇都宮市柳田町248
HP:shikisakura.co.jp
※四季桜を扱っている酒店で購入出来ます。
※FAXで注文も受け付けています。詳細はHPをご覧ください。

※ ブログ掲載時と内容が異なる場合がありますので、店舗等を利用される際は、事前に当該店舗に御確認くださるようお願いいたします。
栃木県農政部の情報は、 「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


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