【観光農園特集】酸味とコクと香りが魅力の「国見みかん」を召し上がれ♪県内のみかん産地「国見観光みかん園」へ!

冬の果物の定番、みかんの旬がやってきました🍊県内のみかん産地といえば、那須烏山市小木須の国見地区🍊点在する5軒のみかん園からなる「国見観光みかん園」では、みかん狩りが始まっています💖酸っぱいながらもコクがあり、豊かな香りが「国見みかん」の魅力✨その中の1つ「国見山みかん園」を訪れてみると、鮮やかに色付いたみかんが枝いっぱいに実っていました😍

「みかん園を始めたころは、だいたい4ha(ヘクタール)かな。今ではその半分もないかもしれないね。とって食べな、これは早生だからおいしいよ。はい」と園主の小森義男(こもりよしお)さん。早速もぎり立てのみかんをいただいてみると、酸味と柑橘の香りが口いっぱいに広がりました。まだ酸っぱいけれどコクが感じられます。日を追うごとに熟して美味しさが増すそうですよ。

小森さんがみかん園を始めたのは1962年のこと。それまでは主に葉タバコを栽培していましたが、傾斜農地での作業は労力を要するため、やめようということになったといいます。同じころ、地域で庭木として植えたみかんの木が実ったことから、栽培できるかどうかの検証を行うことに。「温度と水量を1年間測ったんですね。そうしたら大丈夫だっていうことで、それからみかんを本格的に植え始まったんだね。地元としては経験の無いことだから農協さんお任せで」と小森さんが教えてくれました。

「苗は全部九州から直送してもらったんだけど、地元としては初めての苗だから、いろいろな品種を入れたんだよね。実がついてくると、早生(わせ)か晩生(おくて)か分かるんですよ。間伐したから、今ではそのころの三分の一も残ってないんですよ。経験も無くてやったから大変でしたよ」と小森さん。

実が生るまでに15年かかり、実の柔らかい、皮がきれいで形も良いみかんが育つようになったのは、約20年前からだそうです。今は、「宮川」と「興津(おきつ)」、「杉山」の3品種を栽培しており、太い木は1962年の創業時から生えているものです😮

みかんは、実がぎっしりと生っている木の方が甘味があるそうです🍊

その中から、色の付いたやわらかい実を選ぶのがポイント。更に、丸いものよりも平べったいお饅頭のような形のみかんの方がおすすめです。また、ヘタを残しておかないと、保存がきかないそうです。実を回して採ることもできますが、ハサミを使った方がヘタもきれいに残すことができますよ。

「今年も心配してたんだよ。茎元の青みがなかなか抜けないんで。こりゃぁ、お客さんが来るまでにみかんが色付くかなって。今頃になったら色付いたね。国見のみかんは酸っぱいけど、香りがいい。(お客さんからは)スーパーのみかんはもらってもいらないよって言われます」と小森さん。脚立に乗ってみかん狩りをする長年のリピーターさんもいるそうです。

みかん畑からは八溝の山々も一望でき、清々しい空気と甘酸っぱいみかんでお腹も心も満たされますよ♪🌲

施設を訪れる際には、マスク着用や手指消毒等の基本的な感染防止対策の徹底に御協力いただきますようお願いいたします。

【所在地】那須烏山市小木須300

【実施期間】11月末まで(生育状況によります)

【受付時間】8時~15時

【入園料】300円 1ネット400円

――――――

撮影日:2021/11/10

撮影地:栃木県那須烏山市小木須

撮影MEMO:国見山みかん園

――――――

 

最新のブログ記事