道の駅きつれがわの鮎匠で旨みたっぷりの「鮎めし」をテイクアウト!

県では、改めてお米の良さを知ってもらい、ごはんを食べる機会を増やすため、毎月「5(ご)」と「8(はん)」のつく日を「栃木県民ごはんの日」と定め、「1日3食ごはんを食べよう」を合言葉に、「栃木県民ごはんの日プロジェクト」を実施しています!

今回は、喜連川産の鮎を使った「鮎めし」をテイクアウトしに道の駅きつれがわへ!

敷地内の一角で鮎めしを提供している「鮎匠(あゆたくみ)」は、地元で鮎養殖を行っている創業52年の喜連川水産が運営している店舗です。栃木県は鮎の養殖が盛んで、その規模は東日本最大なのだとか。

「県の生産量の8割を喜連川地区で生産しています。この地域は昔から湧水が豊富で、水温も18℃と暖かく、鮎養殖に適した環境なんですよ」と三代目の柴山能成さん。尚仁沢湧水を源とした美しい地下水と厳選した飼料で育った鮎は、身が大きく風味も良いのだそう。

「鮎めし(300円税込)」は土日祝限定で販売されています。鮎の身のほか、醤油ベースのタレにも鮎の魚醤が使われているので旨みがたっぷり! 和食店でいただくような本格的な味わいです。身は頭から骨まで柔らかく処理されているので、小さなお子さんも安心して食べられますよ。日によってすぐ売り切れてしまうこともあるので早めの来店がおすすめです。

店頭では鮎の塩焼きも販売しており、その大きさにびっくり! 焼き場を覗くと20cmはありそうな鮎がずらりと並んでいました。炭火で焼かれているので身はふっくらとし、脂がのっています。こちらも味わってほしい逸品!

喜連川水産の鮎は、お腹の部分がほんのりさくら色をしているのが特長なのだそう。「この部分は、鮭と同じアスタキサンチンという成分で栄養価が高いんです。頭や骨を残す方も多いですが、鮎は頭から尻尾まで丸ごと食べることができます。栄養豊富な健康食なんですよ」と柴山さん。

道の駅きつれがわの直売所では、鮎を使った多彩な商品も揃っています! 定番の甘露煮は炭火で焼き上げた鮎を使い、45年間継ぎ足ししている秘伝のタレでじっくり煮込んでいるそう。「かんたん鮎めしの素」は、店で提供している鮎めしと同じ味を自宅で楽しむことができます。お米と一緒に炊くだけなので調理も簡単♪

鮎めしに使用されている鮎の魚醤「あゆっ醤(しょ)」は、栃木県立宇都宮白楊高等学校の生徒さんによるアイデアで開発された商品で、大豆は一切使用せず鮎100%で作られています。魚特有の生臭さもなく、卵かけご飯や冷ややっこ、餃子、ステーキなど何にでも合う万能調味料とのこと。オリーブオイルで煮た「小鮎のコンフィ」はサラダやパスタ、お酒のおつまみに! バゲットにのせて食べるのもおすすめだそう。

さらに、コンフィを使ったピザも! 手間暇かけて作られた鮎料理を手軽に味わえるのがうれしいですね♪

鮎といえば塩焼きや甘露煮のイメージでしたが、食べ方にさまざまなバリエーションがあることに驚きました。創意工夫に富んだ商品は「より多くの人に鮎の魅力を伝えたい」という思いから開発されています。「特に、若い世代の方が鮎を食べる機会が減ってきています。鮎は和食文化に欠かせない日本固有の魚なので、伝統の味を知ってもらいたいですね」と柴山さん。

お近くの方はテイクアウトして、いつもの食卓にぜひ取り入れてみてくださいね♪

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店舗:道の駅きつれがわ/鮎匠(あゆたくみ)
住所:栃木県さくら市喜連川4145-10
TEL:028-686-8180
営業時間:平日11:00〜16:00
土日祝10:00〜16:00
※その日の状況により変動あり
休業日:月、金曜
https://michinoeki-kitsuregawa.jp/
※営業時間については、変更になる可能性もあります。直接上記URLからご確認ください。
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撮影日:2021/2/20
撮影地:栃木県さくら市喜連川4145-10
撮影MEMO:道の駅きつれがわ/鮎匠
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