【観光農園特集】15種類のぶどうを栽培する「盤峰園」で巨峰狩りを体験♪

栃木市は北関東有数のぶどう生産地。中でも太平山南山麓には「ぶどう団地」と呼ばれる地域があり、ぶどう狩りを楽しめる観光農園はなんと約50件!「ぶどう通り」沿いには、たくさんの直売所や観光農園が軒を連ね、観光スポットにもなっています。今回はJR大平下駅から徒歩5分ほどの「盤峰園(ばんぽうえん)」を訪れました。

「明治時代の頃からぶどうが植えられていて、明治維新の志士がいた頃からの名前なんです。観光農園としては昭和39年から始まりました。南斜面で水捌けが良く、甘さが非常にのる地区なんです。」と園主の松本芳夫(まつもと・よしお)さんは話します。

「ぶどう狩りは、赤い小さな粒のデラウェアが7月中旬くらいから始まりまして、その後は10月の初旬までずっと巨峰になります」と松本さん。お土産ぶどうとしてシャインマスカットなど15種類以上を栽培しており、時期を追って直売所でお買い求めいただけます。

ぶどう狩りの際には、どれを採っても大丈夫なように食べごろの畑を案内してくれます。ぶどうを覆う袋に窓がついているので、そこから中を覗き、良く実の張った大きい房を選ぶといいそうですよ。また、巨峰はなるべく色の濃いものがおすすめです。1つの枝に1房だけにすることで、味がのって色も濃い巨峰ができるのだとか。お客さんからは「ここの巨峰は美味しい」と太鼓判をいただいているそうです。雨除けがあるので天候を気にせず楽しめるのも嬉しいです。

摘み取ったぶどうは、持ち帰りはもちろん、休憩スペースでいただくこともできます。「ぶどう狩りをして、採りたてをここで食べて、子どもたちは池でザリガニ釣りをして遊べます。半日位ゆっくりしていただくというのがコンセプトって言うんですか。せっかくこの広い敷地があるんで、ゆっくりしていただいて」と松本さん。ぶどう狩り後のひと休みに、ぶどうのかき氷などの手作りスイーツも楽しめます!

竹藪を背景に、ぶどう園の入り口や直売所の周りにはハイビスカスなど彩りも鮮やな花々が咲いており、まるで公園のような雰囲気。広々とした敷地の自然豊かな景色を眺めるだけでもリフレッシュになる、素敵な空間でした!

新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況や、国や県等の不要不急の外出自粛要請を踏まえ、県外・県内の移動については慎重な判断をお願いいたします。

施設を訪れる際には、基本的な感染防止対策の徹底に御協力いただきますようお願いいたします。

【所在地】栃木県栃木市大平町富田1837

【摘み取り期間】7月上旬~10月上旬

【開園時間】9:00〜17:00

【休園日】無休

【入園料】無料。巨峰2房1200円〜

【通販サイト】https://banpoen.raku-uru.jp/

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撮影日:2021/9/6

撮影地:栃木県栃木市大平町富田

撮影MEMO:盤峰園

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