女体山の霊水と 那須野紅茶と

こんにちは.。「ニャンピ」です。

栃木県には、「尚仁沢湧水」に代表されるように「美味しいわき水」を各所で楽しむことが出来ますが、那珂川町にもわき水スポットがあることを知りました。
わき水スポットの名は…… その名も 「女体山の霊水」  

   おおっっっっ! これは興味津々です。(*^_^*)   さっそく汲みに行くことにしましょう。

那珂川町中心部から茨城県大子町方面に約3㎞東進すると、女体山入口の案内板がありますので右折して坂を登っていくと、

しめ縄が張られたランドマークと、勢いよく水が噴出している所がありました。案内板

 霊水

 

 

 

 

案内板その2案内板によると、名峰女体山からの地下水で、年間を通じて8度の冷水毎分20リットルわき出ており、水質調査も行っているとのことです。
その場で飲んでみたところ、柔らかでクセのないお水でした。

 

 

 

「このお水、どのように飲もうかな~」と考えていたところ、地元の茶葉を使った紅茶があることを思い出しました。
那須烏山市大桶にある「烏山製茶工場」で製造している、栃木生まれの和紅茶「那須野紅茶」をこの霊水で入れたら美味しいのではなかろうか……帰り道だから工場に寄ってみようかな。

途中で見かけた茶畑です。那須野紅茶の原料である茶葉は那珂川町矢又で摘まれています。
茶畑

 

 

 

 

 

 

烏山製茶工場を訪ねると、話し好きな親父さんがいらっしゃいました。
那須野紅茶は、寒暖の差が大きく良質な茶葉が栽培される「八溝地域」の茶葉と、ほとんどの製茶作業を手作業で行う「オーソドックス製法」にこだわって、丹精込めて作っているとのことです。紅茶ラインナップ

那須野紅茶のラインナップも、「熟成初摘み」「初摘み2012(ファーストフラッシュ)」「生姜」「ほうじ紅茶」と種類もあり、こだわりの「Eマーク食品」にも認定されています。

 

 

 

雑誌月刊「twin]に取り上げられたり、お茶の本場の京都に紅茶づくりの指導者として招かれたこともあるとのことでした。
記事
これは、ますます楽しみになってきました。

 

 

 

 

那須野紅茶(熟成初摘み)女体山の霊水で入れました。紅茶ポット

軟水なので紅茶との相性はバッチリと思います。茶葉の跳ね(ジャンピング)は写真では分かりいにくいかな?

 

 

 

 

 ティータイム色合いは大変良く、ふくよかな香り渋みの少ない紅茶が出来ました。お茶請けは「八溝そば街道」にちなみ、「やみぞそばクッキー」をチョイスしてみました。パリッとした食感と香りが紅茶とコラボレーションします。
休日の午後、まったりとした時間が過ごせそうです。

 

 

 「那須野紅茶」は「山上げ会館」(那須烏山市)や、山上げ会館山上げ会館店内

 

 

 

 

道の駅ばとう」(那珂川町)、宇都宮アンテナショップ「宮カフェ」、「Y’s tea(ワイズティー)」等でご購入いただけます。

「やみぞそばクッキー」は稲川菓子店(那須烏山市)でご購入いただけます。

 

【女体山霊水】   栃木県那珂川町健武152-2 電話0287-92-5757(那珂川町観光協会)
【烏山製茶工場】  栃木県那須烏山市大桶373-4 電話0287-84-0471
【山上げ会館】   栃木県那須烏山市金井2-5-26 電話0287-84-1977
【宮カフェ】      栃木県宇都宮市江野町2-11 電話028-637-3131
【Y’s tea(ワイズティー)】  栃木県宇都宮市曲師町5-3 電話028-639-6601
【稲川菓子店】   栃木県那須烏山市中央1-11-19 電話:0287-82-2263

【Eマーク食品情報】  http://www.shokusan.or.jp/furusato/e_mark/index.html

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


Y’s tea ~ 紅茶を通した地域とのつながり ~

 街中にも春の気配を感じる3月の初旬、宇都宮市のオリオン通りにある「Y’s tea」さんを訪れました。アーケードの幟(のぼり)が、「jazzの街 うつのみや」を感じさせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「Y’s tea」さんはビルの2階にあり、入り口は広くありませんが、おすすめメニューの看板などで素敵に演出されています。

 

 

 

 

 

 

 

 階段を上ると目に入るのが、世界各地の紅茶のコーナー。手摘み限定品の那須野紅茶など、県内産の素材を用いた紅茶に注目です。地元宇都宮市「山口果樹園」さんと「Y’s tea」さんが開発した「おもてなし紅茶」は、これまで乾燥が難しいとされてきた梨の果肉を用いるなど、農商工連携の成功事例として特に有名です。

 

 

 

 

 

 

 

 宇都宮市は紅茶の消費量日本一とのことですが、日本紅茶協会認定の「おいしい紅茶の店」である「Y’s tea」さんは、その一翼を担う専門店として繁盛されているようです。 しかもうれしいことに、ランチセットが用意されています。さっそく頂いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

写真左:ハンブルク式ハンバーグセット、右上:ビタミンたっぷりホワイトシチュー、右下:きのこたっぷりキッシュプレート

 いずれも紅茶に負けないこだわりの逸品です。お皿にのったハンバーグやサラダを、自分で「バンズ」に挟んでつくるハンバーグセットは、遊び心もあるし、2種類のパンが楽しめるので特におすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

  「紅茶で宇都宮を元気にしたい」との想いから、オーナーの「根本泰昌」さんが、この地に開業したのは2006年とのこと。県内産素材による新たな紅茶づくりだけでなく、様々な社会活動(CSR)を続けることで、その想いは現実となり、着実に広がりつつあると感じました。

 香り豊かな紅茶とともに過ごす優雅なひととき・・・。至福の時間ではないでしょうか。

 

取材 : 2013/3/1 まろん 

【Y’s tea】
宇都宮市曲師町5-3 タキヤビル2F(オリオン通り商店街内)
028-639-6601
HPアドレス http://www.y-tea.com

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、ご利用ください。