「そばの里まぎの」で、茂木の旬の味覚を召し上がれ!

 12月の週末、たけまーが、のんびりコーヒーを飲んでいたら、80歳を過ぎた父から、「美味しいそばが食べたいんだけど、どっか行かない?」 

 父は運転免許を返還してしまったので、遠出する時は、だれかが運転していくことになっていて、週末は、もっぱらたけまーが運転係をやっています。 

  11月に、母親と元気あっぷ村に行ったので、今日は茂木町の「そばの里まぎの」です。 

 宇都宮から芳賀町を抜けて、那珂川にかかる大瀬橋に着いた時には、すでにお昼を少し過ぎていました。 
 
  「そばの里まぎの」の駐車場には、10台以上の車がとまっています。すでにお店は満員御礼状態 

 入り口の予約表に記入して待っていると、すぐに名前が呼ばれました。  
そばの里まぎの 栃木しゃもそば  

 たけまーは、冬季限定メニューの「栃木しゃもそば(1,260円)」です。  
 
  栃木しゃものダシの効いた温かいつけ汁(どんぶり)と、冷たいつけ汁の両方で、そばを楽しむことができるのが気に入っています。  
 
栃木しゃもそば栃木しゃもそば
 
 
 うまみたっぷり汁につけて、そばの香りたっぷりのが打ち立てのそばをいただきます。 

 美味しいですね~~~~ 
 
鮎天ぷらそば 一緒に行った息子が頼んだのは、アユで有名な那珂川が流れている茂木らしい「鮎天ぷらそば(1,260円)」。 
 
 ご覧のとおり、鮎2匹のパリッパリの揚げたての天ぷらが盛りつけてあります。 
 
 普段あまり川魚を食べない息子も、「美味しい。美味しい」を連発しながら、あっと言う間にペロリ 

有精卵で作った手作りプリン 食べ終わった後に、甘党の息子は目ざとく、土日祝日限定の「有精卵で作った手作りプリン(150円)」を見つけて、これまたペロリ

 美味しいもりそばを食べた父と一緒に、ご満悦の様子。 
 
 帰り際に、店長さんにお話をうかがってみると、「塩、みりんなどの調味料以外は、ほとんど茂木町でとれた農産物を使っています。おかげさまで10周年を迎えました。」 
 
 短い時間でしたが、店長さんの茂木を愛する気持ちがヒシヒシと伝わってきました。 
 
ショーケースエゴマかりんとう  

 「そばのゼリー(150円)」や「そばのシフォンケーキ(350円)」、「エゴマかりんとう(250円)」など、お土産もたくさん売っています。 
 
 みなさんも、是非、「そばの里まぎの」で、茂木愛に溢れた旬の料理や農産加工品を、召し上がってみてください。

 
 
【そばの里まぎの】
所在地:〒321-3704 栃木県芳賀郡茂木町大字牧野249
電話 :0285-62-0333
営業 :平日11:00~14:00、土日祝:11:00~15:00
定休日:水曜日定休
HP :http://www18.ocn.ne.jp/~magino/

 
 
※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


未来へ繋ぐそば(古谷農産 十割そば乾麺)

 ばったり、懐かしい人に会いました。

 古谷慶一さん。古谷慶一さん
 大田原市で米、麦、大豆、そば、うどなどを生産している専業農家。

 「久しぶりだなあ。今、有機農業やってるんだよ。自家製の小麦とそばで乾麺を作って売っているんだ」

 古谷さんと初めて会ったのは16年くらい前だったでしょうか。
  青々と広がる田んぼ、急に背丈が伸び始めたうどの畑を眺めながら、あぜ道に腰を降ろして熱心に農業を語る古谷さんの姿をよく覚えています。

 はじめはちょっと怖そうに見えたけれど、本当は親しみやすくて、まっすぐな人。

 「5,568って何の数字か分かる?」
 ・・・何ですか?
 「田んぼの棲む生物の種類なんだよ。たくさんの生き物が環境を、農業を、そして我々の命を支えている。そういう環境をずっと守っていきたいと思って有機農業を始めたんだよね」

 有機農業はとても大変。
 農薬を使わない農法の難しさ。家族や周囲の理解。経営として成り立たせるためのノウハウ。

 昔から超人のように働く人ですが、栽培面積を維持しながら、完全に有機農業に切り替えて、しかも、6次産業化にまで取り組んでいるとは。乾麺

 「ところで、うちの十割そばの乾麺、一度食べてみてよ。十割そばの乾麺を加工してくれる企業ってなかなか無いんだぞ。ようやく探して、連絡したらあっさり断られたんだけど、すぐに高速を4時間飛ばして掛け合いに行ったら、思いを理解してくれたんだよね」

 早速、古谷さんの「十割そば」(乾麺@500円)を手に入れました。(写真向かって左がそば。右2つはうどん@300円。)

 「茹ですぎないこと。そば湯が濃いから捨てないこと」と話していたことを思い出しながら、鍋で6分間煮込みます。

 煮立つ鍋の中でぐるぐると回るそば。
 古谷さんのことを考えていました。
そばゆで

 『百年先、我らの未だ見ぬ子孫にも郷土の自然を伝えましょう』っていうのが農場の理念なんだ。苦労も多いよ。でもね、どういうわけか、人に恵まれているんだ。困っていると、必ず誰かが手を差し伸べてくれたり、誰かと繋いでくれたり。

 人生は、どれだけの人と出会えるか、どれだけの人と仲間になれるかっていうのが一番大切なことかも知れないね。

 ようやく、そばが茹であがりました。
もりそば

 乾麺とは思えない豊かな風味。
 なるほど、20把くらいまとめて買っていく人がいるというのも分かります。
 そして、食べ終わった後の濃いそば湯も絶品。
 
 古谷さんの情熱や思いが込められています。

 そういえば---。
 古谷さんは、出会った頃と変わらない、少年のような目をしていました。
 まっすぐな視線の先に、どんな景色を見ているのかな。

 素敵な生き方をしているな、と思いました。

 今回は彦音色がお届けしました。

【古谷農産】
 所在地 栃木県大田原市加治屋94 古谷農産
 連絡先 TEL : 0287-23-3502 FAX : 0287-24-2396 メール : info@furuya-farm.com
 ホームページ http://www.furuya-farm.com/
 直接、農産物や加工品を購入することも出来ます。 

《古谷さんの農産物、乾麺などの加工品が買える農産物直売所》
【道の駅与一の郷】
 所在地 大田原市南金丸1584−6
 連絡先 0287-23-8641
 URL http://www.nasuno-yoichi.jp/
 休館日 1月、2月及び12月の毎週月曜日 (祝日の場合はその翌日)
 年末年始の休館1/1~1/3
 ※3月~11月までは無休 
 ※12月の定休日 3日(月)・10日(月)・17日(月)

【きらり佐久山農産物直売所】
 所在地 大田原市佐久山2554-1
 連絡先0287-28-1290
 営業時間  通常08:00~18:00   12月~3月 08:00~17:00
 定休日 無休 1/1~1/3 休み
 URL http://kirari-sakuyama.com/shop/shop.html

【天然わら納豆 ふくふく 直営店】
所在地 
那須郡那須町高久甲2888-465
連絡先 Tel 0287-62-500
営業時間 9:30~18:00

 《追記》
 古谷農産では、炒り豆も販売しています。甘みを保った炒り豆を加工してくれる企業を探すのに相当苦労されたようですが、自慢の一品です。
炒り豆炒り豆2

 

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


元気あっぷ村「あやめ」のニラそばを堪能 ~寒い季節のプチ散歩のすすめ~

 12月に入って、寒くなってきましたが、自然大好き、散歩好きのたけまーにとって、ずっと家の中で過ごすのは、精神衛生上よろしくありません。
 
 と言っても、この時期は、さすがに深山深く分け入る訳にもいかず、もっぱら、カメラ片手に、宇都宮近郊の低山や里山、公園の散策が中心となります。

 普段何気なく通りすぎてしまう景色や風景も、ほんのちょっと好奇心を持っているだけで、新たな発見があるもの。

 特に冬は、氷や霜による自然の芸術や、木の葉が落ちて見通しがよくなった雑木林内の小鳥や植物、風景などが見どころです。 
 
霜が付いて花のように見えるツツジ霜が付いて花のように見えるツツジ 
 
 霜がビッシリ付いた庭のツツジ。「霜かーー。今日も冷えたなーー」なんて思っただけで、通りすぎてしまってはもったいない。

 よく観察すれば、葉っぱについた霜が朝日にキラキラ光って、まるできれいな花が咲いているようではありませんか。
 
霜の中から元気を芽を出すビール麦 近所の畑では、霜柱の中から、青々としたビール麦の芽がニョキニョキ

 寒さにめげず、すくすく育っている姿を見ているだけで、こちらも元気が出てきます。
 
 撮影したお気に入り写真を、アルバムにしたり、部屋に飾って眺めてもいいですし、ブログやフェイスブック、ツイッターで多くの方に見てもらったりと、楽しみ方はいろいろ。

 実は、この感覚、食べ歩きでも一緒です

 12月の週末、母親が声をかけてきました。「お昼、美味しいおそばを食べに行かない?」

 もちろん 二つ返事でOKです。

 自宅(宇都宮市)から近くて、地元産の農産物を使った料理を提供している高根沢町・元気あっぷ村の「あやめ」に行くことに決まりました。

元気あっぷ村の「あやめ」元気あっぷ村の「あやめ」   

 
 車に乗ること30分、お昼前に到着。

 農産物直売所に寄って様子を見た後は、目的の「あやめ」へ直行です。

 いつもなら、少し順番待ちしたりするのですが、今日は、お昼前ということもあって、運良く席が空いてました。

 「もりそば」か「天ぷらそば」にしようか・・・・なんて考えながら、ふとメニューに目を移すと、「ニラそば(780円)」があるではないですか

あやめの「ニラそば」 これまで鹿沼市でしか食べたことがなかった「ニラそば」が、高根沢町でも食べられるんですね。ラッキーーー

 茹でたての高根沢町産のにらがたっぷり乗った「ニラそば」。

  ニラの甘さが際立っているのは、新鮮なニラを使っているからでしょう。
 
 ニラの甘みと食感が、県産そば粉を使った手打ちそばとよく合います。

あやめの「揚げ出し豆腐」 いっしょに頼んだ「揚げ出し豆腐(450円)」。

 一口食べた後、豆腐のマイルドな舌触りに、お茶をもってきてくれたお店の人に、

 「もしかして、元気あっぷ村の雪花菜(きらず)の豆腐を使っているんですか?」

 と尋ねてみたら、案の定

 「もちろん、そうです。高根沢町産の大豆を使って作った雪花菜の手作り豆腐です」

 「あやめ」の地元産食材へのこだわりが生み出す、料理の美味しさ、納得です

 今回は、母親が一緒だったので行きませんでしたが、元気あっぷ村には、親水公園や自然の森もあって(http://www.genki-up.info/sisetsu.html)自然散策も楽しめます。

 寒さがだんだん厳しくなってくるこれからの季節、休日、家でのんびり過ごすのも悪くありませんが、ちょっと外出するだけで、いろんな発見があります。

 風邪を引かないよう防寒対策をしっかりして、近くの公園や里山、そしてお昼は、お店でご当地料理と、手軽な「冬のプチ散歩」を楽しんでみては、いかがでしょうか。
 

【元気あっぷ村「あやめ」の連絡先】
 所在地:高根沢町上柏崎588の1
 電話 :028-676-1126
 営業時間:平日       11:30~15:00(ラストオーダー 14:30)
               土日祝祭日  11:00~21:00(ラストオーダー 20:30)
 休業日:第2・第4火曜日
 HP:http://www.genki-up.info/ayame.html

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田舎レストラン巴夢(ハム)で茶色豚のロースカツ膳

まいど。ひろっぴぃです
 
那珂川町に住む友人、井上君にもらった地図を頼りに訪ねたのは
「田舎レストラン巴夢(ハム)」
 
レストラン巴夢外観

 
 
近くには小口温泉やいわむらかずお美術館があります。
中に入るとWOODYな内装。とても落ち着いた感じです。

 
 
 
レストラン巴夢店内

 
地図に「ランチには茶色豚のロースカツ膳を!」
と書いてあったことを思い出し、迷わずそれを注文。

わくわくしながら待っていると・・・来た来た~
茶色豚ロースカツ膳
 
 
   
しばし見とれるしかし、何という厚さだろう。切り口は約3cmもある。
  
ソースと洋からしを塗り、アツアツをほおばる
厚いとんかつ
 
 
 
 
   
やわらか~!・・・噛む度にうまみが・・・あらら、溶けちゃった
    
そんなことを7回繰り返したら、もう一皿なくなってしまいました(笑)。所要時間わずか10分

 
 
 
これにコーヒーorアイスがついて1,200円は安い。GOOD JOBです
倍の値段を払ってもいいかなと思うくらい、「マジうま」でした。おすすめです。

厨房にいらっしゃった専務に突撃インタビュー
ここを運営する(有)星種豚場の星正晃専務です。
レストランの一角にあるハム・ソーセージの販売スペースをバックにパチリ
星専務

 
 
若くて男前!
 
 
 
 
 
 
  
手作りハム1

星種豚場では種豚(デュロック種=色豚)の生産をメインに行っており、
豚生産者に種豚を供給していますが、それだけではありません。
 
日々改良を続け、消費者に好まれる肉質を追求するため、工房で自ら加工するとともに商品を売り、レストランまで手がけて反応を確かめているんです 
 
手作りハム2

  
八溝の清らかな自然が育てた良質の栃木県産豚を原料に、手間と時間を惜しまず、本来の美味しさを活かしたハム・ソーセージづくり
・・・「ばとう手づくりハム」、美味しいはずですよね ギフトも扱ってます
 
  
今年2月には、国から6次産業化の総合化事業計画認定を受け、
新しい目標達成のために頑張っていらっしゃるとのこと
ちなみに6次産業化って、1次産業従事者が2次、3次まで自ら取り組む
1次(生産)×2次(加工)×3次(販売)=6次という意味なんですよ。

八溝ししまるソーセージ

 
 
家でもう一度感動を味わいたいと思い、八溝の山々を走り回っていたイノシシの肉を使った、那珂川町の「八溝ししまる」ブランドのソーセージを買ってきました。

家でボイル・・・どうです、この色つや

県内では農林業のイノシシによる被害が問題になっていますが、
その被害を軽減して地域振興につなげようとする那珂川町の一挙両得の試みです。
美味しくないと続かないけど、何と言っても美味いです

缶ビール1本飲む間に全5本を食してしまいました(笑)
ビールに合う合うあと1種類買ってくれば良かった・・・また行こうっと

あ~今日は良い日でした
教えてくれた井上くん、ありがとう。おやすみなさい

※ばとう手づくりハム工房は、12月18日(火)に栃木県庁で開催される
 「けんちょうde愛ふれあい直売所」にも出店されます。
 http://www.pref.tochigi.lg.jp/g01/work/nougyou/shokutonou/1213858438887.html

【ばとう手づくりハム工房 田舎レストラン巴夢(ハム)】
 所在地 :那珂川町小口1467-3
 電話 :0287-92-8601
 営業時間 :11:00~14:30 (LO 14:00)
        17:00~19:30 (LO 19:00)(金・土・日のみ営業) 
        月曜定休

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


高杉晋作とかんぴょうの謎を追って(壬生町「かみなり汁」)

 壬生町歴史民俗資料館で、高杉晋作の剣術修行日記「試撃行日譜」、ゆかりの木刀、写真などが展示された「壬生剣客伝」が催されたのは約2年前でした。

 高杉晋作。かんぴょう畑
 幕末の風雲児。騎兵隊の創設者。維新志士の中でも最も魅力的な豪傑が、なんと1860年に壬生を訪れているのです。
 そして、壬生藩士、剣の達人松本五郎兵衛と立ち合い、一本も取れずに破れました。これを契機に剣術から倒幕運動へと情熱の矛先が変化した、との説もあります。

 この話を聞いたときに、ふと思いました。
 壬生で、高杉晋作は「かんぴょう」を食べただろうか―――。

 壬生町は栃木県のかんぴょう伝来の地。今年は、1712年に伝来してちょうど300年目。壬生町、下野市、上三川町、小山市などでは記念イベントも行われました。
 今でも栃木県は全国最大のかんぴょうの産地。国産の9割以上のシェアを誇ります。かんぴょう干し晋作が訪れたのは伝来後約150年ごろ。既に国内の主要産地でした。(写真は8月ごろのゆうがおの実(かんぴょうの原料)、かんぴょう干しの風景です。)

 2年前は、壬生町歴史民俗資料館で「高杉が泊まった宿とか、出された夕食の記録などはありませんか」と尋ねてみただけでしたが、伝来300年のイベントに触発されて、もう少しだけ、この謎を追いかけてみることにしました。

 まずは、晋作の「試撃行日譜」を所蔵している萩博物館に電話。

 「残念ですが、食事に関してはほとんど日記に書いていないんです」
 特別学芸員の一坂太郎さんが丁寧に答えてくれました。「栃木では、宇都宮、日光、中禅寺湖などを訪れていますね。何にでも批判的な高杉の性格が分かる面白い日記ですよ」

 一坂太郎氏著「高杉晋作の革命日記」を取り寄せて、「試撃行日譜」の現代語訳を読んでみました。壬生町に到着したのは9月9日。旅館に泊まったようですが、やはり食べものの記述はありません。

 どうやら謎は解けずじまいのようです。

 日曜日、「道の駅みぶ」のレストラン「みぶのおばちゃんち」に寄りましみぶのおばちゃんちた。

 「大洗直送しらす丼定食」(650円、数量限定)を注文かみなり汁」が付いてきます。
 特産のかんぴょうを使い、雷の多い地域であることを、「入道雲」をわかめで、「稲妻」を玉子で表現した壬生町のオリジナルグルメ。かんぴょうの食感が心地よい味噌汁です。

大洗直送しらすどんかみなり汁

かみなり汁の中の干瓢

 「やっぱり壬生町はかんぴょうなんだよ。開店したときからずっと味噌汁にかんぴょうを入れていたんだ。歴史を伝えていきたいからね」と社長さんが話してくれました。

 店を出て、わんぱく公園を散歩しながら、再び晋作とかんぴょうに思いを巡らせてみました。かみなり汁や社長の言葉、これまで出会ったたくさんの農家、生産者、問屋、料理人の顔が思い浮かんだとき、突然、心の中で何かがすとん、と落ちました。わんぱく公園

 やっぱり、高杉晋作は、かんぴょうを食べたに違いない。

 伝統を守りかんぴょうを生産する農家の人たち。
 300年の歴史を引き継ぎ未来に伝えるために、記念行事に集うたくさんの関係者。

 晋作が壬生に逗留した三日間。この町の人たちが自慢のかんぴょうを、遠く長州からやって来た若き剣士に勧めなかったはずはない。
 ・・・と、思ったからです。

 今回は彦音色がお届けしました。

【みぶのおばちゃんち(道の駅みぶ みぶハイウェーパーク内)】
所在地:栃木県下都賀郡壬生町大字国谷1870-2
営業時間:9:00~21:00(L.O.20:00) 無休
電話番号:0282-82-8371
URL(道の駅みぶ)http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/road/eki/station/tochi_mibu/index.html

※参考URL
 萩博物館 高杉晋作資料室
 http://www.city.hagi.lg.jp/hagihaku/hikidashi/shinsaku/index.htm
  歴史とロマンのかんぴょう街道
 http://www.shimotsuke.co.jp/select/kanpyo-kaidou/

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健康的でやさしい料理が味わえる隠れ家「家庭料理 なずな」

 はじめまして(*^_^*) なつこと申します。
 県北を中心に、うんまいものを紹介させていただきますので、よろしくおねがいします

 

先週末、大田原市の「家庭料理 なづな」に行ってきました♪♪ NAZUNA

  オーナーの金谷光代さんの実家で採れる野菜・お米・お味噌などを生かした、健康的&彩り豊かな料理が特徴。

 ピザ・ワッフル・ケーキ・あん蜜などもあり、全部手作りです

 

大田原の街中にひっそりたたずんでいます

うっかりしてると通りすぎてしまいそうなので、注意してくださいね。

NAZUNA

 

 平成23年11月にリニューアルオープンしました。石畳の小道やリースのかかったドアが素敵

     NAZUNA

 NAZUNA

 

 店内も落ち着いた雰囲気で、小さなお花がたくさん飾られてます

 

 

                    

NAZUNA-MENU

 

←値段もお手ごろなセットです。 

今日は何にしよっかな~♪  

いつもは「日替わり定食」だけど違うのも食べてみたい・・・

 

 

 迷ったあげく、限定5食の「気まぐれパスタ」に 決めました。

+200円でコーヒーとミニケーキ付きなのです!うれしい

NAZUNA-PASTA本日のパスタはナポリタン

ナポリタンは熱々ウィンナーたっぷり!!

サラダ・みかん・お味噌汁付き

ナポリタンは簡単に作れるし、お店で食べなくても・・・と思ってたけど、自分で作るのとは全然ちがうのです。

少し甘めのやさしい味でおいしかった

NAZUNA-CAKE

 

セットのコーヒーと洋ナシのケーキ

芳ばしいコーヒーと、甘さ控えめのケーキが食後にぴったり

 

 

 

なずな(日替わりセット)

 同伴した母は、限定30食の日替わりランチを注文

ごはんはお替り自由なのです!

カブのポトフ、ポテトもち、アジのフライ(ゴマの衣)、モヤシのナムル など

こんなにたくさんの品数の料理、なかなかお家では作れないし、味も薄めで健康的

特に美味しかったのが、ポテトもち                                 甘いタレがかかったもちもちジャガイモが食べたことのない料理でした。

 

なずな(店内)

1時半頃行ったのにも関わらず、店内はほぼ満席状態。

 素朴なメニューだけど、どれもこれも工夫されていて、家族に食べさせてあげたいと思うお料理でした                          

 しかも、使われている食材はオーナーの実家(県内)で採れたものなので、安心して食べられます。

 ごはんを食べるのも、ゆっくりお茶をするのにもいいお店です

 

家庭料理 なずな
♥営業時間 : 11時~15時
♥定休日 : 木曜日
♥住所 : 栃木県大田原市元町1-10-18
♥TEL : 0287-23-9739 

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いもみの至福の一日(いわふねフルーツパーク)

 みなさん。はじめまして『いもみ』でーーーす☆

 今日は、私の人生初ブログです。いわふねフルーツパークを紹介しますね。

 いわふねフルーツパークは、いちご、ぶどう、さつまいもなど、さまざま果実・野菜の摘み取りの体験ができる施設で、施設内の「花野果(はなやか)ひろば」では、新鮮な農産物や、パン・お弁当などを売っています。

 そして、もちろんジェラートなどのスイーツもあります。

花野果ひろば

 今回、私が買ったのは「黒ゴマのジェラート」。

 商品を受け取り、ふと横を見ると、「岩シュー 11月17日~販売開始」のお知らせが!今日は11月18日。これは買わないと!!というわけで、岩シューも追加です☆

岩シューチラシ

  「黒ゴマのジェラート」は黒ゴマがたっぷり入っていて、ゴマの香りが広がります。外は寒いけど、暖かい室内で食べるジェラートはまた格別です。

 「岩シュー」は、岩船山のゴツゴツした山肌をイメージしたクッキー生地の中に、いわふねブランドの「かきぬまさんちのたまご」を使ったクリームがたっぷり入っていて、とっても美味しかったです。

 この岩シュー、いわふねフルーツパークでの今後の販売は未定とのこと。通常は「パティスリー・ボヌール(岩舟町)」で販売しているそうですよ。ちなみにパティスリー・ボヌールのお店からは岩船山が一望でき、それが岩シュー誕生のきっかけになったそうです。

黒ゴマジェラートと岩シュー
 

岡崎麺

 ジェラートで冷えた体は、ラーメンで温めることにしました。足利佐野めんめん街道の「岡崎麺(佐野市)」に到着。

 こちらの青竹手打ち麺は、平たい細麺です。あっさりしたスープとの相性はバッチリで、とても満足の一杯でした。

 みかも山
 私が訪れた11月下旬のみかも山は、少し色付き始めていました。日々の寒さで、紅葉も進んでいることでしょう。みなさんも是非、おでかけくださいね。

 

 

 

 
【いわふねフルーツパーク】

所在地:岩舟町下津原1585 
TEL:0282-55-5008
営業時間:8:30~16:30(季節により異なる)
定休日:月曜日
http://www.iwafune-ichigo.jp/

【パティスリー・ボヌール】
所在地:岩舟町鷲巣360-4
TEL:0282-55-6004
定休日:火曜日
http://www.town.iwafune.tochigi.jp/cat85/post-505.html 

【岡崎麺】
所在地:佐野市富岡町190-5
TEL:0283-21-0017
営業時間:11:00~18:00
定休日:水曜日
http://www.shimotsuke.co.jp/select/men-men-kaidou/

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やっぱり冬にはシクラメン(日光市 (有)永岡園芸)

  農業に関する仕事をしているのに、花の名前を知らない。
  ・・・と、あるとき気付いて愕然としました。

 気になった花は、覚えるようにしよう。
 そう思い立って10年以上が過ぎますが、年々衰えていく記憶力ではなかなか捗りません・・・。

 それでも、それぞれの季節に、印象に残るいくつかの花を覚えました。
 春には、ひっそりと季節を告げる「二輪草(にりんそう)」。初夏の青い空の田園風景には颯爽(さっそう)と立つ「立葵(たちあおい)」が素敵です。うだるような暑い日には、庭先でよく見かける「凌霄花(のうぜんかずら)」の橙色にはっとします。
 秋は、そよ風に頼りなさげに揺れる「秋明菊(しゅうめいぎく)」でしょうか。
ハウス入口
 そして冬。
 やっぱり、冬には「シクラメン」です。

 色とりどりだった秋から、モノトーンの冬へと季節が変わる中、シクラメンの鮮やかな色、醸し出す柔らかな雰囲気は、暖まった家の中に良く似合います。

 日光市内のシクラメン生産直売「(有)永岡園芸」を訪れました。
 ハウスの入口の向こうには、鮮やかなシクラメンが小さな海のように拡がっているのが見えます。

 中に入ると、色とりどりのシクラメン。
 思わず子どもと「うわ~」と声を上げました。
 ちょうど、シクラメンはこれからが最盛期。

 シクラメン(たくさん)

 シクラメンづくり36年目の永岡さん。
 
 どんな思いをシクラメン作りに込めているんですか?
 「お客さんに喜んでもらえる良い花を作りたい。毎日の管理の小さな積み重ねが正直に花に出るんです。日々精進ですね」

 子どもが、どの色を買うのか迷い始めました。

 「“パステル系”と呼ばれる品種には、作曲家の名前が多いんですよ」
 そうなんですか?シクラメン(赤)

 「赤は『ヨハンシュトラウス』、ピンクは『シューベルト』、紫は『ベートーベン』・・・」
 ようやく「僕、これがいい」と鉢を指さしました。

 華やぐような赤い色。中世の舞踏会のイメージでしょうか。
 3,000円のものを一鉢いただきました。

 ハウスを出る頃には陽が落ちそうになってきて、しんしんと寒さが染みてきましたが、赤いシクラメンが、家の中をほっこりしてくれそうです。ハウス

 彦音色がお届けしました。

【有限会社永岡園芸】
 所在地:栃木県日光市森友923
 電話番号:0288-22-3040

[追記]
  花つながりでプチ情報です。
  平成24年10月で開開園20周年を迎えた「とちぎ花センタ-」に、新たにかわいいキャラクターが誕生しました。その名も花の妖精「とちはなちゃん」。とちはなちゃん

 今後、様々なイベントに登場する予定です。
 請う、ご期待!

 ちなみに、12月24日まで「シクラメンとポインセチア展」開催中です。

【とちぎ花センター】
 所在地 栃木県下都賀郡岩舟町下津原1612
 電話 0282-55-5775 
 営業時間等
  
・開園時間 9時00分から17時00分まで
  ・休園日 3月~5月は休まず営業 但し、5/7(月)は臨時休園 
        6月~2月は毎週月曜日(休日の場合はその翌日)
  ・メンテナンス休園 9/3(月)~9/7(金)
  ・年末年始休園日 
12/25(火)~1/1(祝)
 入園料 入園無料。鑑賞大温室は入館料必要 大人:400円(320円) 小人:200円(160円)
  ※( )は15名以上の団体料金


 ホームページ http://www.florence.jp/index.html
 キャラクター名称決定 http://www.florence.jp/topup/news/flower_news.htm#masukotto


那須の食材を満喫!「那須高原友愛の森 那須の食レストラン なすとらん」

はじめまして、だいなもです

先日、先輩と2人で那須高原へ行ってきました

前日には雪が降ったみたいです雪景色もいいもんですね

さて、午前中の業務をビシッとこなし、お昼に向かった先は「道の駅 那須高原友愛の森」

那須街道沿い、広谷地交差点の近くにある道の駅です。

牛のオブジェカラフルな牛さんが出迎えてくれました

なすとらんお目当ては、地場産の食材が堪能できる「那須の食レストラン なすとらん」です

← 「那須の食レストラン なすとらん」

先輩と共に、メニューを見ながらしばし悩みます

う~~ん、幸せな悩み事ですね

そして今回、私が注文したのはコレ ↓

那須和牛ステーキ丼「那須和牛ステーキ丼」(1900円)

この「那須和牛ステーキ丼」、実はお店の一番人気メニューなんです

那須のブランド牛「那須和牛」を使っており、当然ながらお値段は少々張りますが、まずは…

那須和牛ステーキ丼

見て納得

那須和牛のステーキが、惜しげもなくタップリ使われてます

ステーキの下にはキャベツやタマネギなどの野菜もタップリ。

味噌汁、サラダ、小鉢も付いてますよ。

そしてさらに…

完食

食べて納得

さすが那須和牛です

柔らかいだけじゃなく、肉の旨味も充分

特製ダレとの相性もバツグンです。

気がつけば、あっという間にステーキ丼はこんな姿(↑)に…

まさに那須を満喫、大満足のランチでした

ちなみに、「那須の食レストラン なすとらん」は、九尾の狐にあやかって9種類の地元食材を使ったランチプレート「那須の内弁当」(1200円 愛称なすべん)も大人気

このなすべん、1日15食限定で、実は今回、タッチの差で食べられず

次回はなすべんを食すべく、少し早めに訪れたいと思います。

「道の駅 那須高原友愛の森」には、今回紹介した「なすとらん」のほかにも、

ふるさと物産センター

地元の乳製品、加工品などのお土産が購入できたり、那須和牛の串焼き、和牛メンチカツが食べられる

「ふるさと物産センター」

工芸館

地元工芸師による工芸品の展示、即売コーナー、さらに体験教室もある

「工芸館」

ふれあいの郷直売所

採れたて新鮮野菜を中心に、季節の花や苗木も販売している

「ふれあいの郷直売所」

など、楽しめる施設が充実していますよ

紅葉のピークは過ぎましたが、那須はまだまだ見所満載

みなさんも、週末に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか

那須の食レストラン なすとらん
所 在 地:那須郡那須町高久乙593-8
電話番号:0287-78-1219
営業時間:3月から11月 11時から15時ラストオーダー
12月から2月 11時から14時ラストオーダー
                 (土・日・祝日 15時ラストオーダー)
定 休 日:4月から11月 無休
          12月から3月 不定休(ホームページ等で確認してください)
 
 

※ 時間の経過に伴い、内容が異なる場合もありますので、店舗等を訪問する際は、事前に御確認くださるようお願いいたします。
栃木県農政部の情報は、 「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


県産食材(那須白美人ねぎ&あさの豚)こだわりラーメン~らあめん厨房どる屋~

 こんにちは。たけまーです

 今回は、昼休みに、県産食材にこだわったラーメンで有名な「らあめん厨房どる屋」 に行ってきました。

 県庁から徒歩10分。宇都宮市役所前の「どる屋」に到着すると、店内はすでに満席。男性2名が店前に並んでいます。相変わらず人気ですね。

 らあめん厨房 どる屋5分ほど待って店内に入ると、目に飛び込んできたのは、壁に貼ってある「真菰筍(マコモタケ)の秋らーめん(800円)」。

 那珂川町や高根沢町で生産されているマコモダケを使ったラーメンです。

 奥さんに聞いたら、このメニューは、まもなく終了するとのこと。

 それではと、定番メニューの中から、「鯛だし・ほっぺた焼豚麺の那須白美人ねぎ入り(950円)」をチョイスしました。

鯛だし・ほっぺた焼豚麺の那須白美人ねぎ入りあさの豚のほほ肉をローストした焼豚

 まずは、ラーメン

 サラダにしてもいただける「那須白美人ネギ」がたっぷりのっています。白美人ねぎのシャキシャキの食感が存分に楽しめます  

  別皿で出てきたのは、あさの豚のほほ肉をローストした焼豚

 あさの豚は、さくら市の有限会社あさの(http://www.asano-buta.com/index.shtml)さんが生産している、こだわりの豚肉です。

 ジューシーな焼豚そのものの味を楽しんだ後、ラーメンに入れてみると、鯛だしのスープに焼き豚のうま味が混ざって、那須白美人ネギといただく少し太い縮れ麺にベストマッチ

  からだの芯から温まりました。 

地産地消夢大賞・奨励賞  どる屋では、春夏の季節限定の「鮎ラーメン」のほか、11月17日(土)18日(日)の2日間には、新たに「秋冬限定!八汐鱒らーめん」も登場しています。 
 
 店内には、平成20年度に受賞した「地産地消夢大賞・奨励賞」の盾も飾ってありました。 
 

どる屋のご主人   

 特別メニューはもちろん、定番メニューでも、那須白美人ねぎやあさの豚など、県産食材にこだわった地産地消ラーメンを提供している「らあめん厨房どる屋」。

 元気なご主人と奥さんが出迎えてくれますので、お近くに行かれた際には、是非、足を運んでみてください。 
 

 
 
【らあめん厨房どる屋】

 所在地 :栃木県栃木県宇都宮市中央2-8-6
 電話   :028-649-5917
 HP     :http://doruya.jimdo.com/

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。