さつまいも農家が作った冷たいスイーツ。「ラクレ」って何だ?!(宇都宮市 めおとや)

さつまいも、と言えば秋冬のほかほかスイーツを思い浮かべますが、
この度、宇都宮市のさつまいも農家さんが開発した「ラクレ」を使った冷たいスイーツが大人気ということで、
宇都宮市下小倉町(旧上河内町)の国道293号沿いにある「めおとや農園」にやってきました。

さつまいも、、、と言うと和風なイメージがありましたが、
洋風な外観のお店です。

暖簾(のれん)の色は、さつまいものイメージです。なるほど!

店内は、さつまいも専門店というだけあって、さつまいも商品がずらりと並んでいます。

さてさて、お目当てのヒンヤリスイーツがこちら!
焼き芋ソフトと焼き芋シェイクです。

店主が生産したさつまいもや栃木県産のさつまいもが使われています。
じっくり熟成させて甘さを蓄えたべにはるかを「焼き芋」にして、皮から中身をそぎ取り、ほろりと崩したものが「焼き芋ラクレット」、略して「ラクレ」だそうです。
ラクレットとは、フランス語で「削る」の意味の「ラクレ」が由来と言われています。
焼き芋から削ったいもをチーズに見立てて、「ラクレ」と名付けられました。

焼き芋ソフトには、ラクレが、
シェイクには、ラクレのペーストがふんだんに入っています。
あの、しっとりと甘―い焼き芋が冷たいスイーツに大変身。

シェイクは、テイクアウトして、車の中でも楽しめますね。

ヒンヤリスイーツの他、パクッと手軽に食べられる小さい焼き芋「ちびいも」や、めおとや特製の「干しいも」が販売中ですが、こちらも人気で、在庫限りの販売です。

現在、さつまいもの生育は、順調とのこと。
これから秋に収穫を迎え、新芋が商品となって出回るのは、12月以降です。
待ち遠しいですね。

さつまいもは、比較的作りやすい作物なので、
仲間を増やし、将来は、地域のさつまいも農家と一緒に「上河内293号いも街道」を作って、地域を盛り上げたいという店主。

皆さんも、未来の「いも街道」に想いを馳せつつ、ヒンヤリスイーツを求めに、ドライブに行きませんか。

【めおとや農園】
所在地:宇都宮市下小倉町5371
電話番号:028-674-2220
営業時間:月、金、土、日曜日の10:00~18:00
定休日:火、水、木曜日
インスタグラム:meotoya_farm

※外出時は、マスクの着用、3密の回避や手洗いなど、新型コロナウイルス感染防止対策の徹底をお願いします。

※メニューや価格等については、ブログ掲載時と内容が異なる場合がありますので、店舗等を利用される際は、事前に当該店舗に御確認くださるようお願いいたします。

栃木県農政部の情報は、「栃木県農政部ツイッター」栃木県農政部(@tochigi_nousei)さん / Twitterでも発信しておりますので、ぜひご利用ください。


大谷石コッパ焼きの謎の解明に大谷へ(ファームおのぐち直売所・宇都宮市)

こんにちはべジフルです。
寒い日が続くと、熱々の焼き芋が食べたくなりますよね。

焼き芋のイメージ

そこで、宇都宮市の大谷地区で、地元産さつまいもを使った焼き芋を販売している「ファームおのぐち直売所」さんへ行ってきました。

直売所の外観

宇都宮の市街地から30分ほど車で走らせると、国道293号線沿いに目立つ外観の直売所が。

チラシ

今日は紅あずまと紅はるか、安納芋、シルクスイートが焼けているそうです。
お芋の熟度にあわせてベストのタイミングの物を、いつでも4品種ぐらい用意しているとのこと。品種毎の味比べが出来るのが嬉しいです。
もちろん、当然、食いしん坊ですから全品種頂きます!
100g当たり100円で量り売りなので、お財布と相談しながら購入できるのも嬉しい。

まずは、紅あずま。

紅あずま

ホクホク系の代表品種紅あずま。懐かしい味わいです。
ホクホクと優しい甘さで、男性からの支持が多いそうです。

次に紅はるか。

紅はるか

ねっとりした食感で甘みが強い紅はるか。
こちらは女性陣に大人気だそうです。

続いて安納芋。

安納芋

蜜芋といわれるだけあって、柔らかい肉質に甘みたっぷり。

最後にシルクスイート。

シルクスイート

焼き芋なのにジューシー!びっくりの食感です。もちろん甘みもばっちり。

こちらの焼き芋の美味しさの秘密は、なんと大谷石!

美味しさの秘密その1
なんと大谷石採掘場跡地の地下倉庫でお芋を保管。
温度が低く一定な地下倉庫で保管することで、糖度がアップするそうです。

美味しさの秘密その2
「大谷石コッパ焼き」!普通の石で焼くのではなく、細かく切って角を丸くした大谷石で焼いているそうです。大谷石の効果でじっくり熱がとおり、しっとりとしたおイモに仕上がるそうです。地元産のサツマイモを地元特産の大谷石で焼いてるなんて素敵。

この「大谷石コッパ焼き」という名前は商標登録を取っているので、食べられるのはここだけです。

大谷石コッパ

これが大谷石コッパ

焼いている状態

大きな鍋で大谷石のコッパの上にお芋を並べて焼き上げます

焼き窯

かまども大谷石製というこだわり

ファームおのぐちを経営する小野口さんは、2018年に地元で「宇都宮北西部営農会さつまいも生産部」を立ち上げ、現在、15haもさつまいもを作ってます。宇都宮北西部営農会さつまいも生産部は、地元食品企業との契約栽培などの取組が評価され、令和元年度栃木県土地利用型園芸コンクールで審査委員特別賞を受賞されました。今後も食品企業とのコラボ商品の話があるようなので、新商品の発売が楽しみです。

大谷石コッパ焼きの焼き芋の販売は3月末まで。
夏はトウモロコシの販売をしているそうなので、そちらも楽しみ。

【おまけ】

直売所では地元の野菜も販売していて、ちょっと変わった大根に出会えたりします。

変わった大根

【ファームおのぐち直売所】

看板
住所:栃木県宇都宮市岩原町224
電話:090-4821-7510、080-5680-2548
定休日:月火
営業時間: 9:00~16:00

※ 栃木県農政部の情報は、「とちぎファーマーズチャレンジネット(http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/)」や「栃木県農政部ツイッター(http://twitter.com/tochigi_nousei)」でも発信していますので、是非、ご利用ください。


もとざわ有機農園の「干しいも」が新しくなりました!

こんにちは、名前のとおり、おいも大好き! いもふらい です。

皆様は「干しいも(またの名は乾燥芋)」は、お好きですか? 先日立ち寄った、道の駅「どまんなかたぬま」の直売所に「干しいもコーナー」ができていました!

道の駅干しイモ

昨年、こちらのブログ「焼き芋、干しちゃいました?2013.1.29」で紹介された、足利市もとざわ有機農園さんの「干しいも」パッケージが大幅にリニューアルされましたので、今回ご紹介します。

 今までは、これでしたが 焼き干しイモ 旧

 こんなかわいくて、わかりやすいラベルが付きました! 前よりも探しやすいですね。

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焼き芋にしてから、さらに干しいもに加工と、手間をかけて作られています。 しっとりやわらかくて、すごく甘くて美味しいです。

もとざわ有機農園では有機JAS認証を取得し、サツマイモ栽培から加工、販売まで行っています。特に品種を厳選し、加工方法も工夫されているそうです。

売り場には詳しい解説が掲示されていました。

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ピンク色ラベルの「干しいも」と、緑色ラベルの丸干しタイプ「焼き芋の干しいも」の2種類ありますが、緑色ラベルが大人気です! 道の駅「どまんなかたぬま」では、夕方には売り切れていることも多いそうです。

このラベルを目印に、探して、一度食べてみてください。 美味しくて食べ過ぎ注意になるくらい、おすすめです!

3月18日のけんちょうde愛ふれあい直売所でも販売予定です、早い者勝ちですよ~。
※「干し芋シーズン」は、3月で終了です。その後は今年11月から販売予定です。

【道の駅どまんなかたぬま】 栃木県佐野市吉水366-2 定休日:原則 水曜日 TEL:0283-63-0077  ホームページ:http://domannaka.co.jp/

【もとざわ有機農園】 栃木県足利市県町830  TEL・FAX:0284-71-5622